決戦は12月11日! イギリス下院での判断は?

G20が終わり、イギリス政治の焦点は12月11日に行われる「EU離脱草案の可否を問う投票」となりました。しかし、メイ首相がやっとまとめたこの草案は、与野党問わず議員から非難を浴びています。以前にもお伝えしましたが、保守党議員の中にも約100名ほどは草案に反対する議員がいると見られており、下院の過半数を確保して草案を承認させるのは不可能と考えられているのです。

12月04日には「EU離脱プロセスにおいて、議会により多くの権限を与える動議」が可決され、メイ首相を包囲する輪はさらに縮んでいます。メイ政権はまさに崖っぷちですが、下院で草案が否決されると、EU離脱のプロセスは混沌とします。国民投票のやり直し、EU離脱の撤回などもささやかれていますが、現実的とはいえません。

EU首脳部からは「プランBはない」と先にいわれていますので、イギリス議会が修正案を作ったとしてもEUから突っ返されればそれまでです。時間切れで「秩序なきEU離脱」となることは明白でしょう。草案反対の議員の中に、次の首班を務めEUとの交渉を進めることができるという自信がある人はいるのでしょうか!?

(柏ケミカル@dcp)

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