「不況型黒字」とは?

不況型黒字」という言葉があります。これは景気が良くないのにも関わらず経常収支が黒字になっている状態のことを指します。

経常収支は「貿易・サービス収支」「第一次所得収支」「第二次所得収支」の合計ですが、簡単にいえば「輸出を行って外国から受け取る金額」と「輸入を行って外国に支払う金額」の差のことです。

受け取る金額の方が多ければプラスで「黒字」、支払う金額の方が多ければマイナスで「赤字」ですね。

普通、不況になると物(サービスなども含む)が売れませんので輸出は減ります。同時に不況で消費者の購買力・購買意欲も落ちますので輸入も減るのです。輸出の減少よりも輸入の減少の方が大きければ「不況なのに経済収支は黒字」になります。

これが「不況型黒字」です。

⇒参照:『財務省』「用語の解説」経常収支
https://www.mof.go.jp/international_policy/reference/balance_of_payments/term.htm

(柏ケミカル@dcp)