『韓国銀行』と韓国の企画財政部によると、2020年第4四半期に市場安定策として為替介入を行ったことが明らかになりました。
まず、以下のドルウォンチャートをご覧ください(チャートは『Investing.com』より引用)。
2020年はコロナ禍の中、ジェットコースターのような年で、
第1四半期は急激なウォン安で通貨危機寸前
第4四半期は急激なウォン高で輸出産業が危ぶまれる
第4四半期は急激なウォン高で輸出産業が危ぶまれる
とドルウォンの上下動はすさまじいものでした。『韓国銀行』によれば急激にウォン高が進行した第4四半期に、
「115億4,300万ドル」を買い越した
(約1兆2,774億6,381万円)
(約1兆2,774億6,381万円)
とのこと。
「ウォン売り・ドル買い」でウォン安方向へ戻そうとしたわけですが、当局の介入もむなしくずんずんウォン高が進行し、一時は「1ドル=1,080.39ウォン」(2020年12月07日の安値)までいきました。
上掲はドルの強さを示すINDEX「DXY」を重ねたものですが、ドル安の強大な圧力にはあがらえなかったのです。
⇒参照・引用元:『韓国銀行』公式サイト
(吉田ハンチング@dcp)