韓国政府『CPTTP』加盟申請の会議、また延期。慎重な政府機関がある。それは……

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CPTPP』を巡って韓国がどたばたしております。当初は10月末~11月第1週には……などといっていたのですが、加盟申請を出すかどうかを検討する「対外経済長官会議」が伸び伸びで、開催されません。

「洪長官が帰国してから会議」と二度目の延期

2021年10月25日開催が「いくらなんでも時間がない」と11月01日に延期され、これがまた開催日未定となりました。

二度目の延期です。なんでもパリパリと急ぐ韓国にしては珍しいことです。

企画財政部は、おなじみの洪楠基(ホン・ナムギ)副首相兼企画財政部長官が率いる、日本でいえば財務省に当たる組織ですが、この頭脳に当たる部署の動きが緩慢です。

洪長官は現在、文在寅大統領のお供をしてイタリアで開催されている『G20』に出席中です。

しかし、10月26日には「半導体などの緊急事案の場合には現地とオンラインで会議を行う」と指示を出していたので、「じゃあ11月01日に会議を行いましょう」となっていたのです。

これが「洪長官が帰国してから会議日程を決めましょう」とスローダウンした模様。韓国メディア『ChosunBiz』の報道によれば、これには政府内の意見対立がある模様です。

農林畜産食品部と海洋水産部がノってない

同紙によると、企画財政部と産業通商資源部、外交部は、『CPTPP』加盟申請に賛成なのですが、「農林畜産食品部」と「海洋水産部」が慎重な姿勢を崩さないとのこと。

韓国は、福島産の農作物・畜産物・水産物に対していまだに差別的な態度を取っており、また風評被害を起こしかねないような言動も散見されます。

日本の菅(すが)首相は、アメリカ合衆国にこれを撤回させることに成功しました(合衆国が『CPTPP』に復帰するためのタガが一つ外れたとも考えられる)。もし韓国が加盟申請を行うなら、当然ながら本件を俎上に上げるでしょう。

韓国で会議が開催され、どのような結論が出るのか非常に注目されます。

CPTPPは「Comprehensive and Progressive Agreement for Trans-Pacific Partnership」の略で「環太平洋パートナーシップに関する包括的及び先進的な協定」。

(吉田ハンチング@dcp)

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