2026年03月02日、韓国の産業通商資源部が「2026年02月の輸出入動向」を公開しました。
02月がどのように締まったのかを確認しておきましょう。
2026年02月
輸出:674億4,800万ドル(29.0%)
輸入:519億3,600万ドル(7.5%)
貿易収支(輸出 – 輸入):155億1,200万ドル※( )内は対前年同期比の増減
⇒参照・引用元:『韓国 産業通商資源部』公式サイト「2026年02月の輸出入動向」
韓国にとっては無茶苦茶に良い結果となりました。輸出は対前年同期比で29.0%ポイント増加しており、貿易収支は155億1,200万ドルに達しています。
2025年02月は「39億6,400万ドル」でしたから、貿易収支は実に3.9倍に増えました(+291.3%ポイント)。
なぜこれほど増加できたのでしょうか? 読者の皆さまのご想像どおりです。
半導体の輸出増です。
以下が15大輸出品目の輸出額動向です。
↑2026年02月の15大輸出品目の輸出額の表組。赤いアンダーラインを引いてあるのが「半導体」です。※データ出典は同上
2026年02月の半導体輸出額は「251億6,000万ドル」もあります。
2025年02月「96億4,700万ドル」でしたから、約2.6倍になりました(+160.8%ポイント)。無茶苦茶な結果です。
15大輸出品目をすべて挙げると以下のようになります。
2026年02月
半導体:251億6,000万ドル(+160.8%)
石油製品:37億2,600万ドル(-3.9%)
石油化学:33億3,100万ドル(-15.4%)
自動車:48億600万ドル(-20.8%)
一般機械:32億5,900万ドル(-16.3%)
鉄鋼製品:23億5,800万ドル(-7.8%)
自動車部品:14億4,900万ドル(-22.4%)
ディスプレー:12億1,500万ドル(-4.2%)
船舶:22億1,000万ドル(+41.2%)
無線通信機器:14億7,300万ドル(+12.7%)
バイオヘルス:13億1,000万ドル(+7.1%)
コンピューター:25億6,100万ドル(+221.6%)
繊維:6億8,700万ドル(-14.5%)
二次電池:5億9,300万ドル(-5.7%)
家電:5億800万ドル(-19.9%)
半導体がここまで輸出額が増加したのは、AI関連のメモリー半導体が値上がりしたためです。実際に市販用のメモリー半導体もばかみたいに価格が急騰しており、コンピューター(PCではなくサーバー寄りのカテゴリー)の+221.6%ポイント増加という無茶苦茶な結果もこれが影響したものと見られます。
無線通信機器はスマホや通信装置(基地局など)を含みますので、これもまたメモリー価格の急騰が影響して輸出価格が増加したものと考えられます。
要するにメモリー半導体以外の輸出品目はほとんどがマイナスという結果になっているのです。
9つの主要貿易国別に輸出金額を見ると以下のようになります。
アメリカ合衆国:128.5億ドル(+29.9%)
中国:127.5億ドル(+34.1%)
アセアン:124.7億ドル(+30.4%)
EU(27カ国):56.0億ドル(+10.3%)
日本:22.8億ドル(+0.6%)
中南米:21.5億ドル(-2.0%)
インド:17.2億ドル(+8.0%)
中東:17.3億ドル(+0.5%)
CIS:7.9億ドル(-22.1%)※データ出典は同上
中国と合衆国を切り出して輸出入の金額を見ると、以下のようになります。
2026年02月の輸出入動向
中国
輸出:127億5,000万ドル(34.1%)
輸入:117億2,400万ドル(23.6%)
貿易収支(輸出 – 輸入):10億2,600万ドルアメリカ合衆国
輸出:128億4,600万ドル(29.9%)
輸入:57億5,500万ドル(0.3%)
貿易収支(輸出 – 輸入):70億9,100万ドル※( )内は対前年同期比の増減
2026年02月は対中国貿易も黒字で締まりました。
(吉田ハンチング@dcp)








