Money1では連日KOSPIの動向をご紹介しておりますが、2026年02月28日にイスラエルとアメリカ合衆国がイランを大規模空爆して、韓国株式市場にも大きな影響を与えました。

明けて03月02日(月)は振替休日で休場。03日(火)にKOSPIは急下落。本日03日(水)も続落で、02月03日から積み上げてきた上昇分を一気に吐き出す暴落となりました。
韓国メディア『朝鮮日報』が面白い記事を出しています。タイトルは「02月に20兆ウォンを売り浴びせた外国人…暴落を知っていたのか?」です。
同記事から一部を以下に引きます。
(前略)
今回の暴落は「中東情勢」による高原油価格・高物価の恐怖が拡散する中、外国人が浴びせた「売り爆弾」が決定的に作用した。韓国取引所によると、外国人は去る3日KOSPIで5兆1,487億ウォンを純売り越した。
彼らは特にこれまでコスピの上昇を牽引していた『サムスン電子』と『SKハイニックス』でそれぞれ3兆2,100億ウォン、1兆2,200億ウォンを純売り越したことが集計された。
これに加えて機関も8,859億ウォンを純売り越し、売り圧力を強めた。
個人は5兆7,974億ウォンを純買い越し、防衛に乗り出したが暴落は避けられなかった。
この日の暴落の導火線は「中東情勢」だったが、韓国株式市場の急激な上昇を意識した外国人のリスク管理の動きも作用したとの分析だ。
実際、外国人は先月から韓国株を大規模に売り浴びせていた。
国際金融センターによると、外国人は先月国内株式を19兆9,000億ウォン純売り越した。月間基準で史上最大規模の純流出である。
先月27日だけでも1日基準で史上最大である7兆1,000億ウォンを純売り越した。
(後略)
外国人投資家が02月から韓国株式を売り浴びせていた――と指摘していますが、これについてはMoney1でもご紹介していました。
2026年03月04日(水)には前日終値から約12.1%も下落。暴落です。
これは確かに中東での出来事が影響したものですが、02月から外国人投資家は調整に動いていたのだ――という指摘は正しいです。『朝鮮日報』は「外国人投資家に後頭部を殴られた」といわんばかりのタイトルをつけていますが、右肩上がりの上昇が毎日続くと考えている方がどうかしています。
「知っているのか雷電」みたいな物言いをしていますが、外国人投資家はいくら何でも上昇速度が速すぎると警戒感強めていたのです。「今のうちに売っちゃおう」というわけです。
ちなみに2026年02月03日~03月03日の直近1カ月で、外国人投資家は23兆6,892億ウォンも売り越しました。頂点付近で波に乗った個人投資家は多かったかもしれません。
(吉田ハンチング@dcp)





