韓国・李在明「親日反民族行為者の財産没収は当然」⇒ 韓国は近代法の根幹を守らない。

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2026年06月02日に施行された、韓国のいわゆる「親日財産帰属法」についてご紹介しておきます。

読者の中には、ご存じない方がいらっしゃるかもしれませんが、この「親日財産帰属法」は、2006年に施行された旧法を上書きするもので、この新法の施行に伴って旧法は廃止となりました。

この法律の目的を、第一条は以下のように書いています。

第1条(目的)
この法律は、日本帝国主義の植民地統治に協力し、わが民族を弾圧した反民族行為者が、当時、親日反民族行為によって蓄積した財産を国家に帰属させ、善意の第三者を保護して取引の安全を図ることで、正義を実現し、民族の正気を立て直し、日本帝国主義に抵抗した三・一運動の憲法的理念を実現することを目的とする。

こんな法律を成立・施行することの方がキ◯ガイなのですが、「民族の正気を立て直」すのだそうです。

旧法から新法への主な変更点5つを挙げてみます。

1.旧法を廃止し、新法として再制定
旧法は2006年施行・2010年委員会活動終了後、実質的に調査機能がなくなっていました。新法は調査委員会を再構成するためのものです。

2.「処分代価」まで回収対象に追加
旧法は親日財産そのものの国家帰属が中心でした。新法案は、親日財産が第三者に売却・処分された場合、その売却代金・処分代価まで回収対象にする内容です。

3.親日反民族行為者財産調査委員会を再設置
新法案では、委員長1人、常任委員2人を含む9人の委員会を置く内容です。

活動期間は3年、1回だけ2年延長可能ですから、つまり最大5年です。

4.委員の身分保障・除斥/忌避/回避規定を整備
委員の免職事由を「刑の宣告」から「禁錮以上の刑の確定」に改め、さらに委員会判断の公正性確保のため除斥・忌避・回避規定を新設しています。

5.通報・申告への報奨金制度を新設
親日財産の発見を促すため、報告・申告に対する報奨金を設け、不正受給時は返還させる規定も入っています。

ご注目いただきたいのは「2」の「『処分代価』まで回収対象に追加」です。親日で反民族者とされた者の財産が売却されて第三者の財産になっていたとしても、遡及して回収できる――としています。

完全な遡及法です。

祖父の代に取得
⇒孫が知らずに売却
⇒現金化済み

というケースでも、「その売却代金自体が親日財産に由来する」として回収対象になり得ます。よくこんな卑劣かつ近代法の精神に反する法律を作るものです。

近代法の根幹には、

法の支配
法的安定性
予見可能性
財産権保護
遡及処罰の禁止

があります。つまり、これは近代法の精神に反する法律であり、ゆえに(何度もいいますが)韓国は近代法の根幹を守らない国です。韓国は近代国家ではありません。

「4」は、前科者の多い韓国ならではの変更といえます。以前は「刑を宣告された」過去があれば、それだけで委員になれなかったのですが、「禁固刑を宣告されたら……」に緩和されました。

「5」はさらに大笑いです。親日反民族行為を行った者がいたら、その財産を知ってるなら「報奨金を出すから通報」しろ――というのです。要するに「チクれ」というわけです。

李在明は遡及法を「当然」と誇る

2026年06月07日、韓国では第71回顕忠日の追悼式が行われました。

韓国では、毎年06月06日が顕忠日です。これは、国のために命を捧げた人々を追悼する国家追悼日・公休日です。もともとは朝鮮戦争の戦死者追悼を目的として1956年に制定されましたが、現在では対象が拡大され、独立運動家(殉国烈士)、戦没将兵、警察官、国家有功者などを広く追悼する日となっています。

左派・進歩系人士の手によって「朝鮮戦争よりも独立運動家を讃えるための日」に改変されてきました。朝鮮戦争の英雄・白善燁将軍は「国立ソウル顕忠院」に埋葬されていません。白善燁将軍が亡くなったら「国立ソウル顕忠院」に埋葬する予定だったところを、アンポンタンの文政権政権が「国立大田顕忠院に埋葬」に変更したためです。

韓国大統領に成り上がった李在明(イ・ジェミョン)さんが、このインチキな法律について何と述べたのかを拾ってみましょう。

「共同体を守った方々を礼遇することとともに、私利私欲によって共同体を裏切った者たちを断罪することもまた、生きている私たちに与えられた極めて重要な責務である」

「献身は高く称え、裏切りは断罪してこそ、国家共同体の持続と発展のための正義ある統合も可能になるからだ」

親日反民族行為者が不当に蓄積した財産を調査・没収して責任を問い、再発防止のための模範を築く」

「独立運動家の方々は奪われた祖国を取り戻すために人生を捧げられた。

護国英霊の方々は国家と国民のために砲煙をかいくぐって戦われた。民主市民の方々は銃剣を前面に押し出した独裁の暴力に立ち向かい、民主主義強国・大韓民国を築き上げた」

「この方々の尊い犠牲と献身がなければ、今日の大韓民国も存在し得なかっただろうし、私たちが享受している自由で平和な日常も不可能だっただろう」

「今日の大韓民国は再び危機の波を乗り越えようとしている」

「内乱によって崩れた国家を正常化したかと思えば、一息つく間もなく押し寄せた中東戦争の大きな波が、私たちの経済と暮らしにまで大きな影響を及ぼしている」

「しかし、国難のたびにより大きな『私たち』として一つに団結する大韓国民の底力があるからこそ、いかなる危機も十分に克服できると確信している」

「政府は国民の皆さまとともに危機を克服し、殉国先烈と護国英霊が切に望んだ国家、誇り高い大韓民国をつくる道に邁進する」

「『制服を着た市民』の方々にも当然の礼遇を尽くさなければならない。『制服を着た市民』の方々が不足なく、ただ国家と国民のための本来の任務に専念できるよう、政府が力強く後押しする」

上掲のとおり、朝鮮戦争で戦った将兵の話はとんと出てきません。効果がなく、中国に逃げ出した独立運動家の活動話に中心が置かれています。これも都合の良い「なかった歴史」を称揚しているだけです。

それは置くとしても、このような遡及法を正義と言い張る狂気には驚くほかありません。

李在明(イ・ジェミョン)さんによって日韓関係が良くなった――なんて考えている向きは鉄骨に頭をぶつけた方がいいです。

李在明(イ・ジェミョン)および現在韓国政府を仕切っている左派・進歩系人士というのは、反米・反日が見に染み付いたやからであって、対立点を見えないフリをしても、そんな態度はただの「まやかし」です。

韓国のばかな妄想を「おまえ、ばかだろ」と正直に(そして正確に)指摘しないと、相互理解など進みません。もう何度だっていいますが、韓国を甘やかしても何もいいことはありません。将来の禍根になるだけです。

(吉田ハンチング@dcp)

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