2026年03月05日、『韓国銀行』が「2026年02月の外貨準備高」を公表しました。
2026年02月
外貨準備高:4,276億ドル(約67兆2,658億円)※
前月比:+17億ドル<<内訳>>
⇒Securities:3,800億ドル(約59兆7,778億円)
(証券類)
前月比:+24億ドル⇒Deposits:225億ドル(約3兆5,395億円)
(現預金)
前月比:-8億ドル⇒SDRs:158億ドル(約2兆4,855億円)
(IMFのSDR(特別引出権))
前月比:-1億ドル⇒Gold:48億ドル(約7,551億円)
(金)
前月比:増減なし⇒IMF position:46億ドル(約7,236億円)
(IMFリザーブポジション)
前月比:+2億ドル※円換算は2026年03月05日「1ドル=157.31円」のレートで算出
⇒参照・引用元:『韓国銀行』公式サイト「Official Foreign Reserves(February 2026)」
当月は前月比で17億ドル増加して「4,276億ドル」となりました。
2024年01月から外貨準備高の推移は以下のようになります。

↑Securities(証券類)、Deposits(預金)、金(Gold)、SDR’s、IMFリザーブポジションを全部足した外貨準備高の推移です。
当月の増減について『韓国銀行』は以下のように説明しています。
2026年02月末 外貨準備高
□ 2026年2月末時点の我が国の外貨準備高は4,276.2億ドルで、前月末(4,259.1億ドル)に比べ17.2億ドル増加○国民年金との為替スワップなど市場安定措置、その他通貨建て外貨資産の米ドル換算額減少などにもかかわらず、外貨建て外平債の新規発行および運用収益に主として起因して増加
⇒参照・引用元:『韓国銀行』公式サイト「2026년 2월말 외환보유액」
当月は珍しく「外平債」についての言及があります。
国民年金公団との為替スワップ(ドルを国民年金公団に用立てた)、市場安定措置(要するにドル売り・ウォン買いのウォン安阻止)、ドル安によって(ドル以外の外貨立て)資産の評価額縮小があったにもかかわらず――外貨準備高は増加しました。
これは外平債の発行によるドル資産の増加および資産運用益による――というのです。
外平債は「外国為替平衡基金債券」の略で、為替介入のための外貨を入手するために発行されます。発行で得た資金は「外国為替平衡基金」にプールされるという仕組みになっています。

名称からも分かるとおり、これは為替介入の資金になるものですが、韓国政府はここにプールしたお金を(よせばいいのに)火の車である財政を補うために使っています。

外平債の発行は、簡単にいえば借金であり、債務ですが(元利を返済しなければならない)、たとえ借金と積み増したとしても外貨準備高は増加するのです。なぜなら、外貨準備高は資産の部しか見ないからです。
外貨準備高が増えたからといってスグに「良かった」とはなりません。
(吉田ハンチング@dcp)








