韓国経済の屋台骨を支える『サムスン電子』の株式は国民株といわれます。
その『サムスン電子』の株価がずんずん下がっています。2024年11月12日の終値が以下のようになりました(チャートは『Investing.com』より引用:以下同)。
12日(火)の終値は「5万3,000ウォン」で、まさに「なんだこりゃ」というぐらいの下げトレンドです。
2024年10月28日の(弱いですが)支持線候補のラインで止まるかな……だったのですが、これが抜かれて、11月08日から3日連続の下落。
ローソク足1本が一週間の値動きを示す「週足」で見ると以下のようになります。
現在「11月11日の週」のまだ途中ですが、ちょうど「2023年09月26日の週」まで下げました。これが、きれいにダブルトップのネックラインに掛かって止まっています。
こういうのを「止まるべきところで止まる」というわけですが、ここが思案の下関です。ネックラインを抜いてさらに株価が下がるようであれば、もしかして2020年コロナ禍の天底まで下げるのでは?――という予想も出てきます。
このときの値は「4万2,600ウォン」です。5万電子どころか、今や崖っぷちで「4万電子」の心配もしなけれればならない状況です。
(柏ケミカル@dcp)