韓国メディア『韓国経済』に「今や日本のコンビニも韓国のコンビニから借用する時代だ」と主張する驚愕するような記事が出ました。
↑韓国のコンビニチェーン『CU』。「Nice to See You」のダジャレなのです
記事の冒頭が奮っております。
2020年05月にマレーシアの『マイニュースホールディングス』という企業から、韓国内で『CU』を展開する『BGFリテール』に「SOS」が入ったというのです。
マレーシアでのコンビニ市場では、
『ファミリーマート』:約200店舗
『マイニュースドットコム』:約530店舗
2020年03月末時点
と日系コンビニが圧倒的なシェアを持っているのですが、このままでは勝てないので、マレーシアで流行している「韓流」に目を付けたというのです。
で、韓流ドラマに登場するような韓国のコンビニをそのままマレーシアに持ってこられるように要請した――そうです。
2021年04月01日、『BGFリテール』はマレーシア・クアラルンプールに第1号店をオープンしたと明らかにしました。ちなみにこのコンビニの世界展開は2018年のモンゴルに続いて2カ国目とのこと。
で、同記事では日本のコンビニと韓国のコンビニについて述べているのですが、以下に一部を引用します。
「コンビニ王国」と呼ばれる日本でさえ韓国のコンビニをベンチマークしている。
日本のコンビニ業界が停滞に達し、新しい変化の必要性が台頭した。
日本のフランチャイズチェーン協会の発表によると、昨年、日本のコンビニの売上高は前年比4.5%減の10兆6,608億円で、集計が始まった2005年以降初めて、前年度比で売上高が減少した。
このような状況の中、日本のコンビニは韓国のコンビニのハードウェアからソフトウェアまでのノウハウを借用している。
1990年代、国内にコンビニエンスストアが導入された当初、韓国に知恵を導入した日本が、むしろ今は韓国コンビニに学んでいく状況である。
(後略)
『セブン-イレブン』の広報さんが聞いたら、ご飯を吹き出すかもしれないようなことを自信満々に書いています。
上掲は、『BGFリテール』の公式サイトですが、この「おにぎり」はそもそも日本のものを借用しているのではないのでしょうか? これはいいのでしょうか、など突っ込みたいところは多数あります。
まだやっと1号店ができたところです。マレーシア現地で受けるかどうか、様子を見た方がよいのではないでしょうか。
(吉田ハンチング@dcp)