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中国湖南省・花火工場が連続で爆発事故。

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中華人民共和国の建国記念日である「国慶節」は10月01日で、通常は1週間お休みになります。

しかし、国慶節だというのに中国各所でさまざまな事件が発生しています。


↑湖南省醴陵市の場所。大変見にくくて申し訳ないのですが、赤丸で囲んだ赤い破線の部分です/PHOTO(C)Google Map

2024年10月01日、湖南省醴陵市王先鎮の花火工場で爆発事故が発生。03日には石亭鎮で同様の事故が発生しました。

中国のお祝いというと爆竹はつきものですが、今回は花火(爆竹)工場での爆発です。

今回の爆発連発の舞台となった醴陵市は、湖南省の浏陽市、江西省の上栗、万載と共に「中国四大花火・爆竹の生産地」だそうです。


↑倉庫か作業場でしょうか、瞬時に爆発が発生しました/スクリーンキャプチャー


↑確実に少なくとも1人がこの爆炎に飲み込まれています。

以下が今回の事件も含む(とする)動画です。

↑本件のものとする動画は尺の一番最初です。

醴陵市で1日おいて2回、どちらも花火工場で爆発事故です。

興味深いのは、10月03日の午後、醴陵市安全生産業務調整会議が開かれたことです。

市委書記および開発区党工委第一書記の王利波氏(上掲写真)が発言。

王仙鎮で発生した「10月01日の爆発」と石亭鎮での「10月03日の爆発」の状況を報告し、両鎮の責任者がそれぞれ事故に関する反省の言葉を述べた――そうです。

さらに10月04日の午前、醴陵市花火・爆竹安全生産警戒教育大会が開催されたことです。

参加者は王仙鎮と石亭鎮の事故映像を視聴し、緊急管理局の責任者が事故の状況を報告した――とのこと。また会議では、現状の安全な状況を認識し、安全管理を徹底して進める必要が強調されたそうです。


↑このように丸焼けになった模様。

死傷者などの状況は全く不明です。当局が隠蔽しているのか、それとも国慶節の連休で調査に当たる部署がお休みだったのか……。

(吉田ハンチング@dcp)

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