RSI relative strength index 相対力指数
「RSI」はRelative Strength Indexの略で、「相対力指数」と訳される。一定期間内の株価の上昇幅、下降幅を用いて、その株の銘柄が「買われることが多いのか」「売られることが多いのか」を見分けるための指標(INDEX)。
RSI(パーセント) = 期間内の値上がり幅の合計 / (期間内の値上がり幅の合計 + 期間内の値下がり幅の合計) ×100
で算出する。式から分かるとおり、その期間内の「株価の上昇・下降の合計額」中、「株価が上昇した額」がどくらいの割合を占めるかを計算しており、値上がり日が多く買いの値幅が大きいと(分子が大きくなるので)RSIは100(%)に近づき、値下がり日が多く売りの値幅が大きいと(分母が大きくなるので)RSIは0(%)に近づく。
RSIの数値のは、一般的に下のように見られる。
●RSIが80%以上
買いの勢いが強い ⇒ 「買われすぎ」と判断
上昇のピークが近い ⇒ 「売り」のタイミング
●RSIが20%以下
売りの勢力が強い ⇒ 売られすぎ
下降のピークが近い ⇒ 「買い」のタイミング
ただし、RSIだけを指標に株式の売買を行うのはお勧めできない。
より詳細な説明は「割安株の見分け方 その5『RSI』」を参照のこと。