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イーロン・マスクCEO「幼稚さ」を露呈

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テスラのCEOイーロン・マスクは幼稚さ、未熟さを持ちすぎる人物なのでしょう。ネットスラングを使うなら「厨二病」というヤツかもしれません。テスラの株式を非公開にするために、420ドルで自社株を買い戻すというtweetをしたことが市場にどんな混乱を巻き起こすのか想像もできなかったようです。

「そのための資金も確保した。すでに準備はできている」と、今にも実行されると受け取られても仕方がない不用意なtweetも余計でした。これらのtweetによってテスラの株式は急上昇します。その後、マスクCEOの発言には何の裏付けもないことが察知され、テスラの株価は急落。

経営トップたる人間による「風説の流布」です。

SEC(U.S. Securities and Exchange Commissionの略:合衆国証券取引委員会)が調査に乗り出したのは当然です。SECもマスクCEOがこれほど馬鹿だとは思ってもみなかったでしょう。すでに、テスラがSECからの召喚状を受け取ったことも報告されています。

ニューヨーク・タイムズ』紙によれば、マスクCEOは同紙のインタビューの答えて、問題となったtweetをしたときは、空港に向かう途中の車内であったこと、そのtweetを誰もチェックしていなかったことを涙目で語ったそうです。今さら泣いたところで「後悔先に立たず」。全く愚かな行為というほかはありません。

この騒動によって、テスラの経営については投資家から疑問符が突きつけられており、テスラ株はさらに下落しました。

(柏ケミカル@dcp)