韓国政府機関がまたおかしなことを言い出しました。今度は「K-ソース」です。
以下が関税庁が出したプレスリリースです。
◇(現況)’23年ソース類(味付けソースおよび伝統調味類など)も輸出額は3億8,400万ドルで前年比6.2%増加し、歴代最大実績を記録した。
ㅇ輸入(3億1,700万ドル、3.9%)も増えたが、輸出が貿易を主導し、貿易収支(6,710万ドル)は歴代第2規模の黒字で、’19年の黒字転換後、黒字を継続している。
◇(要因)韓流人気とともにグローバルフードとして位置づけられた「K-フード」に世界各国で韓国料理の風味が込められたソース類の需要が増えたものと見られる。
◇(物量)’23年の輸出物量(131.8千トン)は歴代2番目(歴代最大’21年132.0千トン)で最近10年の間に約2倍増加した。
◇(国家)’23年歴代最多の139カ国に輸出された韓国ソース類だが、最も多く輸出された国家※はアメリカ合衆国であり、次いで中国、日本などの順だった。
※’23年輸出額基準比重(%):アメリカ合衆国(21.8)、中国(13.2)、日本(9.0)、ロシア(8.2)、ベトナム(4.7)
特に最大輸出国合衆国を含む54カ国の実績は歴代最大を記録した。
プレスリリースのサブタイトルが「-韓国の味と香りに世界人の注目集中…各種ソース類の輸出が高値行進-」となっています。
「K-ソース」って何?なわけですが、以下のように『YTN』なども本件を報じています。「世界の皆さんが韓国の味と香りに注目」なのが誇らしいのでしょう。
↑本件を報じるYouTube『YTN』チャンネル。
K-ソースというのは、プルダック(火鶏)やプルコギといった味付けソース(輸出額:2億4,000万ドル)、また「コチュジャン」や「みそ」などの調味料を指すようです。
輸出が絶好調なのはいいことでしょうが、韓国の輸出品目はますます「ラーメンと海苔とK-POP」になってきました。
なぜまたこんな話が出てくるかといえば、経済状況と政治環境が関係していると思われます。
韓国は不景気な上に、経済の先行きにも暗雲が垂れ込めており、さらに総選挙(04月10日投開票)が近いので、「明るい話を提供せねば!」となっているのです。
(吉田ハンチング@dcp)