おススメ記事

中国安徽省「自建住宅」で大火、大惨事に。

広告

中国『CCTV』の報道によれば、10月19日05時03分ごろ、安徽省淮南市潘集区架河鎮王圩村にある個人住宅内のスーパーで火災が発生しました。現在までに発見された7人は全員死亡が確認されており、さらに2人が行方不明のままです。


↑鎮火後の光景。丸焼けの大被害です。

現場付近の住民は「火災が起きたのを見たのは朝05時過ぎでした。その日は風が強く、スーパーだけでなく、近くの家具工場や賃貸住宅にも火が広がっていました」と話しました。

出火した4階建ての建物は、下の2階がレンガとコンクリート構造で、上の2階は鉄骨造り、建物内には借り住まいしていた人もいた――とのこと。

これは、いわゆる「自建住宅」です。「自建住宅」というのは多くの場合、地方の住民が自分で設計し、施工業者に依頼するか、DIYで建てた建物を指します。


↑鎮火後の写真ですが、後ろに原発の冷却塔のようなものが映り込んでいます。これは『潘集火力発電所』です。調べてみましたら、火事現場の南東約3.3kmに同発電所があります。淮南市は石炭産業が盛んで、火力発電が地域の主な電力供給源は石炭火力発電所です。

7人も亡くなるという痛ましい火災ですが、原因はいまだ不明です。

(吉田ハンチング@dcp)

広告