あまり日本では報道されませんが、韓国の実体経済は悪化を続けています。雇用情勢も悪化しており「大卒者の半分は就職できない」という予測が出ました。
2020年の大学卒業生の予想就職率:44.5%
これは『韓国経済研究院』(略称:KERI)が全國の4年制大学の在学生(および卒業生)4,158人に行ったアンケートの結果です。就職すると予測されるのは44.5%となったとのこと。
また、
昨年よりも新卒者の採用環境が悪化した:75.5%
上半期より下半期に採用環境が悪化した:56.8%
上半期より下半期に採用環境が悪化した:56.8%
との回答も得ており、就職環境が悪化していることが分かります。
自分が就職するだろうと予測する企業については以下のとおりです。
大企業:8.6%
中堅企業:19.1%
中小企業:25.0%
公企業:8.6%
政府:15.9%
中堅企業:19.1%
中小企業:25.0%
公企業:8.6%
政府:15.9%
状況が状況だけに「大企業に就職できるだろう」と予測する人は少なく、高望みをしていないことが見て取れます。若い世代が職に困るというのは悲しい事態です。
(吉田ハンチング@dcp)