おススメ記事

中国『ファーウェイ』資金不足か?今年「2度目」の社債発行

広告

アメリカ合衆国がブラックリストに入れたため2020年09月15日以降半導体の入手が事実上できなくなった中国『ファーウェイ』(Huawei・華為技術)。

自由主義各国では『ファーウェイ』製の通信機器を締め出す動きが収まってはいませんし、スマホ部門では売上が激減しています。先にご紹介したとおり、ロー・ミッドレンジのスマホブランド「Honor」は売却。同社の「次」に注目が集まっています。

そのような状況の中、2021年03月03~04日に社債を発行することを発表しました。

発行規模:40億元約670億円
利率:4.25%
満期:3年

『ファーウェイ』の社債発行は実は2021年に入ってから二度目。01月29日に同じ「40億元」ぶんを発行しています。資金調達を行わなければならない状況に陥っているとも考えられますので、『ファーウェイ』の財務状況から目が離せません。

先にご紹介した養豚事業はともかく、『ファーウェイ』はスマホの90%を自社の『HarmonyOS(ハーモニーOS)』に載せ替えて「3億台が稼働する」ことを目指していますが、そうなるとますます世界では売れなくなるでしょう。Android(アンドロイド)用のアプリが何も動かないのですから。

また、『ファーウェイ』は『ハーモニーOS』を自社開発の独自OSなんて喧伝していますが、これもウソです。オープンソースになっている『アンドロイド』のコードを転用して作られたもので、実は『アンドロイド』の派生品というのが本当です。

この点についてお知りになりたい方は『Gigazine』さんの以下の記事をご覧ください。

⇒参照・引用元:『Gigazine』「Huawei製スマホに搭載予定の独自OS『HarmonyOS』は実質的にほぼAndroidであるとの指摘」

(吉田ハンチング@dcp)

広告