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中国が韓国に必死で釘を刺す「あっちに行くなよ!」

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G7広島サミットが開幕となりました。

自分の地元、広島での開催なので岸田文雄首相も気合が入っているかと思われますが、『ハンギョレ』が以下のような漫画を出すぐらい、韓国の尹錫悦(ユン・ソギョル)大統領もドキドキしているでしょう(漫画の内容は大変無礼です)。


↑新聞に「G7首脳会議で福島産食材を使用」と書いてあって夜も眠れない尹錫悦(ユン・ソギョル)大統領という日本に大変無礼な漫画です。

⇒参照・引用元:『ハンギョレ』「5월 19일 한겨레 그림판」

極左新聞のやることなので無礼極まりないですが、大統領としての晴れ舞台なので、尹錫悦(ユン・ソギョル)大統領は緊張しているでしょう。

別の意味で緊張しているのが中国です。G7でまた自分が槍玉に挙げられるのではないかと、開催前からやたらと牽制球を送っています。

先にご紹介したとおり、韓国のサッカー選手が中国で拘束されています。これも韓国に対する牽制ではないのかと思われます

先にご紹介したとおり(以下記事)、中国外交部は当初本件を「知りません」としていたのですが翌日になって「情報が入りました」と認めました。

韓国人サッカー選手が中国公安に捕まる。中国外交部は「知らんがな」
韓国人サッカー選手が中国で逮捕されたという情報が出ており、中国外交部が興味深い応答をしています。以下に中国外交部のプレスリリースから引いてみます。『ロイター』記者:『聯合ニュース』は本日、韓国人サッカー選手のソン・ジュンホが遼寧省で逮捕され...

あっち(自由主義陣営国側)に行くんじゃねえぞ」という意思表示です。

実際中国の駐韓大使館が「G7に出席する関係国首脳は中国の核心利益を尊重し、公正な立場を堅持するべきだ」というメッセージを発しています。

名指しこそないものの、これは明らかに韓国に対する釘刺しです。

この一連の流れについて、2023年05月18日、韓国外交部の定例記者ブリーフィングで以下のような質疑応答がありました。

<質問>
中国関連で2つお伺いしたいのですが、最初の質問は、中国にある私たちの公館がサッカー代表選手だったソン・ジュンホ選手と面会したということですが、どのような扱いを受けたのか、そして面会した内容がどのような内容だったのか、公開できるならお願いします。

そして、懲役5年が可能だという現地報道がありますが、実際にその程度の犯罪を犯した情況が把握されたのか、回答をお願いします。

二つ目の質問は、駐韓中国大使館G7に出席する関係国首脳に向けて核心利益を尊重し、公正な立場を堅持せよ」と立場を明らかにしました。

その関係国というのは事実上、韓国を指し示したと思われますが、韓国政府はどのように見ているのでしょうか。
(『聯合ニュースTV』ハン・サンヨン記者)

<回答>
まず、中国現地で拘留された韓国国民と関連して申し上げます。

05月17日、昨日の午前に、現地公館の担当領事が韓国国民と領事面会を行い、当時、韓国国民はこれまでの調査過程で人権侵害はなかったと述べました。当公館は、中国当局に対し、迅速かつ公正な調査を要請し、必要な領事援助を引き続き提供しています。

ただし、捜査の進捗状況については、個人情報に該当するため、公的に確認することができないことをご了承ください。

外交部は現地公館と協力し、今後も捜査に関する必要な措置が行われるよう、弁護人の助力など積極的に支援する予定です。

第二に、G7関連の駐韓中国大使館の発表については、今回のG7広島サミットで、G7と招待国は複合危機への対応と持続可能な発展のために連帯と協力方策を議論することになると予想しています。

韓国は責任ある国際社会の一員として、グローバルな懸案解決のために建設的に貢献していきたいと考えています。

⇒参照・引用元:『韓国 外交部』公式サイト「外交部の説明(05.18)」

サッカー選手については、日本も「中国の人質外交」にやられているので他人事ではありません。日本人は、中国が山賊のようなことを行う国だと認識し、中国なんぞに決して行かないようにすべきです。これは韓国の皆さんも同じです。

第2の質問の「韓国に対する事実上の釘刺し」に対して、外交部報道官は木で鼻をくくるような回答をしました。簡単にいえば「知らんがな」で、言質を与えるような愚を犯しませんでした。

中国も「頼むからあっちに行かないでくれ」と懇願するぐらいなら、まだ可愛げがあるのですが、「中国の核心利益を守れ。公正な立場を堅持せよ」と命令口調ですので、それは韓国政府だって「何言ってんだこいつ」となるでしょう。

とにかく各国に派遣されている中国の外交官というのは、ド偉そうで、しかし小役人根性の人物ばかりです。

(吉田ハンチング@dcp)

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