2024年11月15日、韓国最大野党『共に民主党』の党首、李在明(イ・ジェミョン)さんが「公職選挙法違反」で有罪となりました。
続く11月25日、「偽証教唆」についての裁判では無罪となりました。
この李在明(イ・ジェミョン)さんの裁判リスクが露呈している昨今なのですが、「李在明アウトー!」の裏で面白い調査結果が出ています。リアルメーターの調査結果ですが――以下をご覧ください。
低迷を続けていた尹錫悦(ユン・ソギョル)大統領の支持率がぐっと上がったのです。李在明(イ・ジェミョン)さんに有罪の判決が出た11月第3週目は25.7%になりました。
もっとも、韓国の世論調査は実施する機関によってバラバラな結果になるので、これが李在明(イ・ジェミョン)さんが有罪になったから上がったとは限りません。
実際、『韓国ギャラップ』の結果では、李在明(イ・ジェミョン)さんが有罪になった週では上がっていません(上掲のとおり11月第三週目は20%で対前週比横ばい)。
ただ、李在明(イ・ジェミョン)さんが有罪判決を重ねて、次期大統領選挙に出馬できなくなれば、保守寄りの支持率は戻ってくるでしょう。司法の判決で大統領の支持率が上がるというのは、まあおかしな話ではあるのですが、これも韓国らしい風土なのです。
(吉田ハンチング@dcp)