2023年07月03日、韓国の『国務調整室政府合同 腐敗予防推進団』が「太陽光発電など電力産業基盤基金事業の2次点検結果」を公表しました。
前文在寅政権下で行われたクリーンエネルギー発電推進事業で不正はなかったか、補助金は詐取されていなかったのか――と調査した結果となります。
以下がその公表プレスリリースです。
↑Googleの自動翻訳なので日本語がヘンなところがありますがご寛恕ください／スクリーンショット太陽光発電など電力産業基盤基金事業の二次点検結果
-違法・不適正執行総数5,359件、5,824億ウォンを追加摘発
-太陽光発電など貸し出し事業は計3,010件、4,898億ウォンが違法・不適正
-補助金事業は総数1,791件、574億ウォン違法・不良確認違法・不適正執行は根絶するが、政府の新再生エネルギー支援方針は継続
この検査はその名のとおり「第2次」で、2022年09月の標本検査を行ったものをさらに突っ込んで全数調査としたものです。期間も最大5年間としています。
尹錫悦（ユン・ソギョル）政権はとことんやる気です。
蓋を開けてみたら出るわ、出るわ、不正・違法行為のオンパレードでした。
※金融支援事業の場合、特定の企業で違法契約、下請け、虚偽税金計算書など違法・不適正事項が重複摘発され、一部重複計上可能
上掲のとおり、第1次検査では違法・不適正執行額が「2,616億ウォン」だったのですが、今回の第2次検査で「5,824億ウォン」と2.2倍となりました。
①金融支援事業虚偽税金計算書など違法・不適切貸出：4,898億ウォン
②発電所周辺地域支援事業：574億ウォン
③R&D：266億ウォン
④その他：8億ウォン
小計：5,824億ウォン
ざっくり1／10にしても「582億円」の巨額。まったく洒落にも何にもなりません。
太陽光発電施設を造ると称して金融機関から融資を受けて、それを転売してほっかむりといった事例、キノコ栽培、昆虫飼育、畜舎など農業生産施設に偽装してお金を引っ張った事例などが報告されています。
第1次の調査と合わせれば、計「8,440億ウォン」の不正です※。
※ただし重複カウントがあります。
韓国は詐欺の多い国といわれますが、この調査結果もそれを証明するものといえるでしょう。血税がその分無駄になったわけです。
（柏ケミカル＠ｄｃｐ）
