2023年07月03日、韓国で『全国民主労働組合総連盟』(略称「民主労総」)が予定どおりストライキに突入しました。
ストライキは07月03日から15日間続く予定で、この日は「民主労総全国サービス産業労働組合連盟」(略称「サービス連盟」)がまず火ぶたを切りました。
↑韓国のストというのは面白いもので、見に行くと分かりますが「お祭り」みたいです。余興があったりして参加者を楽しませる出し物があったりします。今回も上掲のような「どこかで見たような道着」を着た組合員の皆さんが盛り上げていました。
「尹政権の退陣」を大きく掲げていますが「最低賃金に及ばない特別労働者平均時給6,340ウォン、政府と使用者側は経済危機による負担を崖の端に立っている特殊雇用労働者に押し付けている」と述べています。
また、カン・ギョクヒョク『サービス連盟』委員長、ヤン・ギョンス『民主労総』委員長は、尹政権退陣を掲げた今回の総ストライキを「救国総ストライキ、民衆を生かす総ストライキ」と定義付けしています。
自称しているので、倒閣運動と見た方がいいわけですが、国民の期待に沿ったものであるのかは疑問です。というのは、尹政権の支持率はじわじわでありますが上昇しているからです。
(吉田ハンチング@dcp)