高安トレンドが進行するかが注目されている韓国通貨「ウォン」。2020年03月05日(木)のドルウォンチャートですが、06(金)日00:36現在(日本時間)以下のようになっています(チャートは『Investing.com』より引用)。ローソク足1本が1分間の値動きを示す「1分足」です。
05日はアメリカ時間になってから天井を形成するというここ数日なかった展開になっており、現在テッペンは「1ドル=1,189.32ウォン」。天底は14:58につけた「1ドル=1,179.95ウォン」となっています。
Money1ではいつも『Investing.com』のリアルタイムチャートを参照元としているのですが、『TradingView』のチャートでは面白いものが見えるのです。株式やFXの取引をする方はご存じですが、実は相場のチャートというのはデータを提供する証券会社ごとに微妙に異なっています。以下の『TradingView』の1分足のドルウォンチャートを見てください。
同じ1分足で06日(金)00:57までを見たものですが、奇妙な、異常に長いヒゲを持つローソク足があるのが分かります。この異常なローソク足は04日(水)に出現していますが、『Investing.com』のチャートでは見当たりません。
『TradingView』の記録が正しければ、06日(金)00:57現在もんでいる「1ドル=1,188ウォン」というラインを超えさせたくない「何者か」が2日前からいたように見えませんか? ここ数日は「1ドル=1,190ウォン」を超えないように「1,188ウォン」あたりで抑え込みたいと意図しているのです。恐らく。
この異常なローソク足が出現した時間帯を拡大してみると以下のようになります。
奇妙だと思われませんでしょうか? 異常なローソク足と何者かの防衛線については改めて記事にまとめます。また随時記事を制作し、ドルウォチャートについてご紹介します。
追記
異常なローソク足と防衛線について、以下の記事を制作しました。実は03月に入り、03月06日(金)15:00までにこの奇妙に上ヒゲの長いローソク足は3カ所で見ることができます(『TradingView』による)。もしドルウォンチャートにご興味があれば、以下の記事も併せてお読み頂ければ幸いです。
追記
2020年03月05日(木)のドルウォンが(ほぼほぼ)締まりましたので、以下の記事を制作しました。本記事と併せてお読み頂ければ幸いです。
(柏ケミカル@dcp)