韓国の『量子エネルギー研究所』が常温・常圧超伝導体「LK-99」を開発したと公表し、その余波で韓国株式市場では「超伝導体銘柄」(なるものの)株価が急騰しました。
先にご紹介したとおり、「LK-99」が本当に超伝導体なのか疑念が呈されており、それにつれてこれらの銘柄も疑心暗鬼な値動きとなりました(2023年08月04日時点)。
ところが週が明けて2日目、08月08日(火)には、まだ上がるかという動きも見えたものの、結果的には急落しました。疑念が呈されていることに対して、不安に駆られた投資家が増えたようです。
先にご紹介した銘柄の08月08日(火)終了時のチャートを見てみましょう(チャートは『Investing.com』より引用:以下同/日足)。
まず『Sunam』(서남)です。
08月08日は、始値 ⇒ 終値で「32.6%」下落。
以下は『Duksung』(덕성)です。
08月08日は、始値 ⇒ 終値で「34.1%」下落。
以下は『Shinsung Delta Tech』(신성델타테크:新星デルタテック)です。
08月08日は、始値 ⇒ 終値で「23.7%」下落。
以下は『Mobis』(모비스:モビス)
08月08日は、始値 ⇒ 終値で「31.8%」下落。
というわけで、08日は始値から終値まで、どの銘柄も暴落しました。しかし、「LK-99」の公表前まで戻ったわけではありません。それでも「もしかしら……」という期待があるものと思われます。
明日以降どのようなプライスアクションになるのか見ものです。
(吉田ハンチング@dcp)