日本ではあまり報道されませんが韓国の実体経済は非常に悪くなっています。新型コロナウイルス騒動の第二波に襲われていることもあり、裁判所に「破産申請」「再生申請」(民事再生手続き)を行う法人が急増しているのです。
2020年08月までの状況は以下となっています。
破産申請:711件
再生申請:582件
再生申請:582件
※日本では民事再生といいますが韓国では「回生」となっています
リーマンショックがあった2008年と2009年は韓国では「韓国通貨危機」でしたが、2009年の数は以下のようになります。
破産申請:266件
再生申請:669件
再生申請:669件
現在の新型コロナウイルス騒動が韓国経済に与えた影響は「韓国通貨危機」時を上回ることが分かりますが、注目していただきたいのは「再生申請」の数です。
「韓国通貨危機」時には、「再生申請」の数の方が多く、法人を再建しようという意識を持つ人が多かったのです。
ところが、今回は「破産申請」の方が多く、再建するよりも「法人の死」を選ぶ人が多いのです。
これは韓国経済が非常な困難な状況にあることを如実に示しています。また、この件を報じた韓国メディア『NewsDaily』によれば、「破産申請の方が多い」というのは韓国史上初とのこと。
韓国の法人が再生への希望を失っているわけで、韓国経済の復元は難しいと見なければなりません。
⇒参照・引用元:『NewsDaily』「『過度な規制ばかりの政府』…法人破産申請史上初の回生申し込み追い越し」(原文・韓国語/筆者(バカ)意訳)
(松田ステンレス@dcp)