2020年11月11日にソウル汝矣島で「ドローンタクシー」のデモが行われました。80kgのお米を乗せて飛行し、うまくいった!いけるぞ!となっていたのですが……このドローンは中国製だったことが判明しています。中国企業『E-Hang』(億航)の「EH216」という2人乗りの機体でした。
傑作なのは「Kドローン管制システム飛行実証」などといわれていたことです。Kドローンではなく「Cドローン」だったのです。
ガッカリした韓国メディアからは非難の声が上がっていますし、ここまではすでにご存じの方も多いでしょうが、この非難が堪えたのでしょうか韓国国土部は2020年11月13日、「第1回ドローン産業協議会会議」を開催したのです。
「国土交通イノベーションファンド」を通じてベンチャー・スタートアップ企業に創業資金とアイデア実現費用を支援する
ことを進めるとしました。出ました! また「なんとか基金(ファンド)」です。
毎年の新規購入分70%以上の国産率達成を通じて2022年までに国産の割合の累積67%の達成
を目標とするそうですが、「え? 今から?」というのが業界の認識ではないでしょうか。
このドローンみたいな話は、太陽光パネルでもあります。
韓国はクリーンエネルギー政策で、太陽光発電施設を今の3倍に!なんて大統領が言ってますけれども、実は韓国内で使われている太陽光パネルのほとんどが中国製なのです。
これがメディアに非難されて、改めて「国産を増やさねば」なんて立場を表明する始末。つまり、韓国政府の言ってることと行っていることは、ことほどさように「フリ」なのです。また、韓国の「なんとかファンド」に期待するだけむだです。どうせお金を集める気もないですし、結局集まらないで終わるのですから。
(吉田ハンチング@dcp)