何度もお伝えしているように、約560億ドル規模の中国と韓国の通貨スワップ協定が10月10日に期限を迎えます。南朝鮮のメディアでは「大丈夫なのか」というニュースが散見されますが、中国からはなしのつぶてで、延長への動きは見られません。
10月07日の『中央日報日本語版』には「『延長白紙』VS『劇的妥結』」という記事が登場しました。同記事では、09月27日に文大統領が「韓中通貨スワップ問題は両国の公式発表前に一方で発表するのは難しいが、通貨スワップの延長が関係改善のサインという点には共感する」と述べたと書いています。
「中国・韓国の関係が改善しているというサインになるから、通貨スワップ協定を延長してくれ」という意味でしょうが、中国からすれば「改善なんかしてねーし、する気もねーよ」でしょう。
中国の国慶節は10月01日、中秋節は10月04日。10月01日-10月08日は8連休。ですので、この期間は南朝鮮がどれほど地団駄を踏んだとしても中国政府はお休みで交渉など進みません。
満期終了日が10月10日(火)なので、連休明けに交渉をしたとしても09日、10日(終了日)で話が進行するでしょうか。識者の中には「中国が温情を見せて通貨スワップ協定を延長する」とする人もいらっしゃいます。
なぜかといえば、協定を延長することと、実際に危機に陥ったときにお金を融通するかは別問題。融通しないのであれば、ここで韓国に恩を売っておくのも悪くない、というわけです。
いずれにいたしましても10月08日までは中国が国を挙げてのお休みですので、何か動きがあるとしても10月09日(月)のこと。日本は祝日で休みなので、どうなろうがゆったり高みの見物ですね。
⇒引用元:『中央日報日本語版』「韓中通貨スワップ満期D-3…『延長白紙』vs『劇的妥結』」
http://japanese.joins.com/article/138/234138.html?servcode=A00§code=A30
(柏ケミカル@dcp)