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「タコ足配当」とはナニか

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配当」を受け取れることは投資家にとって非常に重要なことです。配当を再投資することで複利効果が得られ、これが長期投資による資産形成のエンジンになります。

配当について「タコ足配当」という言葉がありますが、これは投資家にとって忌むべき事態です。

「タコ足配当」は、利益が出ていないのに何らかの手段、例えば資本の取り崩し、資産の売却などによって原資を確保して配当を出すことです。「エサがないときタコは自分の足を食べる」という話からこう呼ばれます。

そもそも配当は、企業活動の結果得られた利益を原資として行われるもの。タコ足配当は原資がないのに無理をして行われるわけですから、企業はその分の資金(資本)を(何らかの形で)失うことを意味します。

このようなタコ足配当は投資家から調達した資金を毀損することでもあります。特に「毎月分配型投資信託」に投資した、なんて場合にはその配当が本当に利益から出ているものなのか、タコ足配当ではないのかを確認しないといけません。

(柏ケミカル@dcp)