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韓国「日本からの輸入が減らない!」素材・装備の「対日赤字」は拡大した

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韓国政府が「日本からの『素材・部品・装備』の輸入」を減らそうと旗振りをしているのは、読者の皆さんもご存じのとおりです。しかし、結果は出ていません。

韓国・産業通商資源部の「素材・部品の総合情報」によれば以下のようになります。

2020年
韓国の素材・部品の輸入額:1,678億ドル
日本からの素材・部品の輸入額:267億9,000万ドル
(日本からの輸入が全体に占める割合:16.0%

日本が韓国への輸出管理を強化したのは2019年07月01日でした。

これに反発して2019年には「NoJapan運動」が起こり、また「素材・部品・装備の自立」が叫ばれるようになったわけですが、この2019年には「日本からの輸入が全体に占める割合」は「15.8%」でした。

2019年:15.8%
2020年:16.0%

ですから叫んだはいいが速効性はなかったことになります。さらに、

「素材・部品」分野の対日貿易赤字
2019年:141億5,000万ドル
2020年:153億7,000万ドル

となっており、世界の端っこで叫んだわりに赤字額は10億ドル増えています。

2020年
日本からの輸入金額:0.8%減少
日本に輸出した金額:11.2%減少

⇒対日赤字:拡大

という結果です。つまり、韓国は日本に依存しており輸入を減らすことができていない、というわけです。

どうも韓国の人々は「素材・部品・装備の自立」といった掛け声をかければすぐに効果が出るものと勘違いしています。韓国メディアにはよく「素材・部品・装備についてここまで成果が出ました」あるいは「出ませんでした」などの報道が出ます。しかし、長い時間をかけて現在の貿易の形になったわけですから、これはそう簡単には変えられません。

急げ急げと声を出しても状況が一変するわけではないのです。

(吉田ハンチング@dcp)

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