若者が自分の将来に対して不安を抱いたり、希望を持てないと思ったりするのは悲しいことです。
韓国には「ヘル朝鮮」という自嘲的な言葉がありますが、若い世代はあまり自分の将来について希望を抱いてはいないようです。この証左となるアンケート調査結果が出ました。
『韓国経済研究院』が09月13日に公表した「青年雇用認識調査」によると「10人のうち7人は、希望する就業ができず、仕事をして金持ちなれないと思っている」――とのこと。
調査機関『モノリサーチ』に依頼し、韓国全国在住の20代の青年562人にアンケートを行った結果です。
↑左のグラフが雇用状況について聞いた結果。右のグラフが希望する仕事に就けるかについて聞いた結果。青年世代の雇用状況は悪化する:62.9%
希望の仕事に就ける可能性は低い:69.5%⇒参照・引用元:『全国経済人連合会』公式サイト「暗い青年、10人のうち7人は希望就業できず、仕事をして金持ちなれないと思う」
不動産・株式・暗号資産にお金を突っ込む土壌がここにある
次の結果についても注目です。「一所懸命仕事をしてもお金持ちになる可能性は低い」と考える若者が70%もいます。
↑懸命に仕事をしてもお金持ちにはなれないと考える人が70.4%※データ引用元は同上
さらに注目したいのは、青年層の勤労意欲を低下させるものは何か?を聞いた以下の結果です。
勤労意欲を低下させるものは?
不動産の急騰:24.7%
物価の上昇:21.5%
税負担:20.4%※データ引用元は同上
文在寅政権の失政によって、不動産価格の急騰を止めることはできず、これによって若い世代の勤労意欲が削がれたことが分かります。
また、このような心情であるからこそ、若い世代が不動産・株式・暗号資産などに借金をしてまでお金を突っ込むわけです。
(吉田ハンチング@dcp)