韓国では次期大統領選挙に向けた助走が始まっています。現在の文在寅政権は2017年に成立し、ここまで韓国を運営してきました。
その国家運営の手腕については毀誉褒貶、さまざまな意見がありますが、経済については褒められたものではありません。
その証拠の一つをご紹介します。
文政権下で韓国の経済は衰退した!
以下は、国際収支統計の経常収支について注目したものです。何度もご紹介していますが、経常収支は「貿易収支」「サービス収支」「第1次所得収支」「第2次所得収支」の4つから成り、その合計です。
韓国にとって最も重要なのは「貿易収支」で、「輸出 – 輸入」で求めるこの貿易収支が十分に大きくなけれな国が成立しません。
「貿易収支」「サービス収支」「第1次所得収支」「第2次所得収支」の4つについて、文政権下(2017~2020年)の1カ月平均の値を計算し、プロットすると以下のようになります。
上掲のとおり、最重要の「貿易収支」は、2017年の「月平均:94.7億ドル」から2020年の「月平均:68.3億ドル」まで、「26.4億ドル」(約27.9%)も減少しました。
ざっくり3割減ったと言ってもいい数字で、この減少は大ダメージです。このように文在寅政権は明らかに韓国経済を衰亡させてきました。
2021年、文在寅大統領の任期が終わる年ですが、どのように締まるのかにぜひご注目ください。
(吉田ハンチング@dcp)