アメリカ・トランプ大統領に敵視されているトルコですが、アメリカからの輸入品目に追加関税を賦課すると発表しました。自動車120%、化粧品60%、アルコール飲料120%、コメ50%などになっています。かなり高額な税率ですが、実効性がどれほどあるのかは疑問です。また、アメリカの追加制裁を招くだけではないか……という疑問も湧きます。
結局のところ、アメリカとの対決はエスカレートすればするほど、トルコの金融システムが危うくなるだけではないでしょうか。
ただし、この記事を書いてる現在「1ドル=約6.1トルコリラ」まで通貨高に戻しています。08月13日には1ドル=7.1トルコリラ超」を記録したことを考えれば小康状態といえるでしょう(上掲チャートは『Investing.com』より引用)。
(柏ケミカル@dcp)