おススメ記事

【7兆突っ込む!】韓国株式の下落に個人投資家は「買い」で対抗!「大丈夫か」という話

広告

Money1で連日ご紹介しているとおり、韓国株式市場は大幅に下げています。

以下はKOSPIの「月足」のチャートです(チャートは『Investing.com』より引用:以下同)。月足なので、ローソク足1本が1カ月の値動きを示します。

ご覧のとおり、2021年07月の始値「3,297.92」を天井に下落し、2022年01月の終値は「2,664.34」と下落トレンドとなっています。

特にこの01月は暴落と呼んでいい下落でしたが、この流れに、韓国の個人投資家は果敢にも「買い」で立ち向かったことが分かりました。

『韓国取引所』によれば、01月の1カ月間での個人投資家の売買動向は以下のようになっています。

2022年01月
KOSPI:4兆4,000億ウォンの買い越し
KOADAQ:2兆8,000億ウォンの買い越し
小計:7兆2,000億ウォンの買い越し

韓国は01月31日~02月02日は旧正月の祝日で休場。そのため01月28日までの売買です。

7兆2,000億ウォン(約6,840億円)と巨額の買い越しです。

個人投資家の売買動向は以下のように推移してきました。

2021年
07月:9兆ウォン買い越し
08月:7兆ウォン買い越し
09月:4.6兆ウォン買い越し
10月:2.9兆ウォン買い越し
11月:2.4兆ウォン売り越し
12月:7.5兆ウォン売り越し

07月を天井に毎月買い越し金額が減り、11月に買い越しに転じ、12月は7兆5,000億ウォン(約7,125億円)もの巨額の売り越しとなったのです。

01月に買い越した金額はほぼ12月に売り越した金額と同じで、つまりイッテコイになったことになります。

問題は、この下落トレンドの中、果敢に買い越したのですが、これが報われるのかという点です。

安くなったので買いにいったのですが、これから先さらに下がるのなら阿鼻叫喚です。

アメリカ合衆国の金利引き上げが開始されると資金は合衆国へ還流するでしょうから、下がる可能性は低いものではありません。しかも、合衆国の金利引き上げはまだ始まってもいないのです。

韓国の東学アリの皆さんの「買い」が報われるかどうかにご注目ください。

韓国株式市場は旧正月明けの02月03日(木)から再開です。どうかお楽しみに。

(吉田ハンチング@dcp)

広告