すっかり行方不明になってしまった中国の秦剛前外相について、『Financial Times』が珍しくゴシップ系の記事を出しました（下掲が紙面／スクリーンキャプチャー）。
内容は大変に興味深いものです。
「秦剛外相は行方不明」という事態になり、急遽王毅さんの再登板となりましたが、前外相の秦剛さんの消息は現在に至るも全く分かりません。
劇的！中国･王毅が外相復帰！「秦剛外相は重婚罪ですか？」という話。
劇的展開です！↑Googleの自動翻訳なので日本語がヘンなところがありますがご寛恕ください／スクリーンショット2023年07月25日、中国第14期全国人民代表大会常務委員会が、刑法改正案を検討する第4回会合を開き、外相に王毅さん、『中国人民...
money1.jp
2023.07.25
先にご紹介したとおり（上掲記事）、秦剛さんが美人キャスターと不倫関係になって、それが発覚したので失脚した、という説が流布されました。
「不倫」と「不倫関係による美人キャスターの出産」というのは事実としても、それだけで秦剛が失脚するとは思えない――という識者の意見も出ています。
理由は「中国共産党の上層部の不倫など別に珍しくないから」です。
この理由もどうかと思われますが――ただ、その美人キャスターが自由主義陣営国（恐らくイギリスと見られます）のスパイで、秦剛さんが籠絡され、中国共産党の秘密情報を漏らしてしまい、その調査が行われてるのだ――という観測も出ています。
また、美人キャスターさんはイギリスへの留学・現地で働いた経験があるので、そもそもは中国共産党が送り込んだスパイだったのだが、留学先のイギリスで二重スパイに仕立て上げられたのだ――といいうややこしい説もあります。
↑ネットに公開された写真
結局、いまだに本当のところは分かりません。『Financial Times』の記事が興味深いというのは、美人ニュースキャスターさんが「アメリカで代理母出産を行った」のを暴露した点です。
この代理母出産は事実としていますが、『Financial Times』はお父さんが誰かについては言及していません。
秦剛さんはどうなったのでしょうか？
（吉田ハンチング＠ｄｃｐ）
