中国の英語版御用新聞『Global Times』がものすごいバカな記事を出しています。
中国は本当に経済が傾いているので、外国からの資金が要るのですが、上から目線で「今投資しないでどうするか」みたいな偉そうな言い分を出すばかりです。
この『Global Times』の記事もそうで、まるで「中国は金もらって当然」みたいな偉そうな主張を繰り広げています。以下に記事の一部を引用します。
世界第2位の経済大国である中国が、対外的な不確実性が高まる中、より広い開放を追求し、外国投資を誘致し、外国企業が中国のビジネスチャンスをより理解するための強力な動きとして、中国は火曜日に「中国への投資」をテーマとする1年間のキャンペーンを開始した。
商務部の主導で開催されたこのイベントは、輸出の中心地である中国南部の広東省広州市で正式にスタートし、年内いっぱい開催される予定だ。
また、サウジアラビア、日本、韓国、ドイツなどのヨーロッパ諸国でも特別なプロモーションイベントが行われる予定である。
「外国人投資家が中国の投資環境をより包括的に理解し、ビジネスを発展させ、彼らの訴えに耳を傾け、懸念に応え、皆により良いサービスを提供し、それによって彼らの中国への投資を促すために、今年いっぱいは全国と海外で20以上の活動が行われる予定である」と中国国際貿易代表の王守文商務次官は火曜日に述べた。
(中略)
「中国の外資活用の方針は変わることなく、外資の誘致と活用に一層力を入れる。
中国の長期的なファンダメンタルズと潜在力にあふれた弾力的な経済は変わっていない。
経済は明らかに安定し、回復しており、支援政策も強力かつ秩序正しく実施されているため、外資系企業にとって対中投資を拡大する絶好のタイミングである」
何立峰副首相は、火曜日の夕方に行われた発足式で、「我々は、皆さんが好機を捉え、中国で長期的な取り決めを行うことを歓迎し、外国企業がここでより良い発展の見通しを得ることができると信じています」と述べた。
また、「投資運営やプロジェクトの過程で何か問題が発生した場合、いつでもさまざまなチャンネルを通じて報告することができ、タイムリーに改善することができる」と付け加えた。
(後略)⇒参照・引用元:『Global Times』「China launches yearlong campaign in strong move to attract foreign investment」
どうでしょうか、この厚顔無恥な主張は。
「外資系企業にとって対中投資を拡大する絶好のタイミングである」そうです。自国経済が完全に傾きだしたので、外国に金を出させたいだけです。
日本の企業人を拘束・監禁しているのに中国に投資してほしいそうです。バカなんじゃないでしょうか。
中国共産党の思惑ひとつでよその国の一般人を逮捕して恥じないよう国に投資するとでも思っているのでしょうか。日本人はなめられているのです。
2023年04月01~02日に林芳正外相が訪中する予定ですが、中国に何か譲歩したり、約束したりするのなら行くべきではありません。
中国の人質戦術に白旗を上げたも同然だからです。「金を出すので勘弁してくれ」などと言いに行くのではあるまいな――です。
「人質をとられるたびにキャンと鳴くのかお前は」という話で際限がなくなるだけです。
もちろん国民の命は大事ですが、中国の無法を非難できず、報復もせず、スジを曲げるようなら日本国の舵取りなど任せてはおけません。
(吉田ハンチング@dcp)