バイデン大統領が「誰もいない空間」に挨拶？

小ネタです。誠に申し訳ありません。

中国メディア『中天新聞』が面白い報道をしています。

アメリカ合衆国のバイデン大統領がおかしな振る舞いをした、というのです。

「フィラデルフィアでの演説後、バイデンはいつものように奇妙な行動をとり、目に見えない人々に挨拶した」としています。

上掲の動画ではいささか分かりにくいのですが、『煙台イブニングニュース』が動画を切り出して自社サイトに上げた以下の動画の方が分かりやすいでしょう。

動画のスクリーンキャプチャーすると以下のようなシーンです。

史上最高齢の78歳で大統領就任したバイデンさんですので、中国メディアは「年だ」としたいのです。「いつものように奇妙な行動」という書き様にそれが表れています。

しかし、実はこれは耄碌もうろくしたのではなくて、写っていないところにも観客席があった――というのが真実です。

バイデンさんは演壇を下り、その観客に向けて挨拶をしたのです。

つまり、中国メディアの報道はバイデン大統領を貶めるためにわざわざ動画を上げたことになります。

（吉田ハンチング＠ｄｃｐ）