ロシア軍のウクライナ・オデッサ(オデーサ)空爆によって、「中国行きの穀物6万トンが焼失」したことは先にご紹介しました。
しかし、空爆によってオデッサの中国領事館も被害を受けたことが分かりました。以下は2023年07月21日に中国外交部が出したプレスリリースです。
外務省報道官、ロシアによるウクライナ空爆がオデッサの中国総領事館に影響したとの質問に答える
Q:
ロシア軍が20日にウクライナのオデッサで無人機とミサイルによる攻撃を行い、オデッサの中国総領事館に影響を与え、領事館の外壁や窓ガラスの一部が破損したというニュースがあります。中国側はこれを確認できるか? この件に関して、中国側はロシア側に陳情したのか?A:
オデッサの中国総領事館付近で爆発が起こり、その衝撃波で総領事館の壁の一部と窓ガラスが割れた。総領事館の職員はかなり前に避難しており、死傷者は出ていない。
中国は関連する情勢を注視しており、引き続き関係者と連絡を取り合い、ウクライナにある中国の機関と職員の安全を守るために必要なあらゆる措置を講じていく。
幸いにも死傷者は出なかったものの、領事館は窓ガラスや壁に損傷を被ったものと認めています。ロシアの攻撃は、ロシアを支援している中国にも及んでいます。
(吉田ハンチング@dcp)