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中国南部は大水で大被害「カビるしキノコも生える」

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先にご紹介したとおり、中国北部は猛暑で干ばつが発生していますが、南方では大水の被害が止まりません。


↑2024年04月に大水の被害を受けた広東省。

↑『X』に上がった動画(2024年06月12日投稿)。厦門の「超薄い舗装道路」の下が地盤沈下を起こし、驚くことに水がドウドウと流れています。

中国の中央気象局は2024年06月15日、15日08:00~16日08:00に、

広西チワン族自治区
広東省
湖南省
江西省
福建省
浙江省
雲南省
四川省

に「大雨」と「高温」の黄色警報を出しました。

各地域では大雨が降りました。ひどかったのは、

福建省、広東省、広西チワン族自治区:100〜200ミリ

で、その他の地域でも短時間に大雨に襲われ、1時間当たりの最大降水量は30~50ミリ、場所によって70ミリを超えました。


↑06月17日は上掲のような予測で、降雨量予測が100~250ミリというピンク色の部分もあります。

中央気象局は「北部の高温が一時的に弱まり、南部の降水帯が徐々に北上します」と警告しています。

スゴイのは、南方では雨ばっかり降って湿気てしまし、カビが繁殖し、キノコが生えるなどの被害が出ていることです。以下は『X』に上がった動画です。

財布や化粧品にカビが発生したり、住宅の壁からキノコが生えたりしています(2024年06月14日投稿)。

中国語メディアでは、「広州では59日間のうち雨が降らなかったのは、わずか7日しかなかった」と報じています。中国南部は雨ばっかりなのです。

中国は――北部は干ばつ、南部は大水――で大変に困っています。

(吉田ハンチング@dcp)

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