韓国・尹大統領「さようなら」。韓国の大統領はロクな目に遭わない――の歴史がまた1ページ。

広告
おススメ記事

2025年04月04日、韓国の憲法裁判所が尹錫悦(ユン・ソギョル)大統領に対する弾劾訴追に対して、「合憲」と判断。尹錫悦(ユン・ソギョル)さんは、即時罷免となりました。


↑ソウル拘置所からは釈放されたのですが、残念ながら大統領職に復帰することはできませんでした。

尹錫悦(ユン・ソギョル)大統領は憲法裁判所の宣告に出廷しませんでしたが、以下のような声明を出しました。

<<尹錫悦前大統領の声明全文>>

愛する国民の皆さまへ
これまで大韓民国のために働くことができて、大きな名誉でした。

未熟な私を支え、応援してくださった皆さまに心から感謝申し上げます。

皆さまの期待に応えられず、非常に残念で申し訳なく思います。

これからも、愛する大韓民国と国民の皆さまのために、常に祈り続けます。

簡潔で尹錫悦(ユン・ソギョル)さんの無念さが伝わる文面ですが、これからが茨の道です。まだ刑事裁判の方が残っていますので、「内乱罪」で有罪となると極刑まであり得ます。

韓国刑法 第87条(内乱罪)によれば、

暴力・脅迫によって国家機関を転覆させようとした者は、内乱罪として処罰される

とされており、これが未遂であっても、同様に処罰の対象となります。

●第87条:内乱罪
国家を転覆・憲法秩序を破壊する目的で暴力を行使した場合
刑罰:死刑、無期懲役、または5年以上の懲役

――ですので、最悪のケースでは尹錫悦(ユン・ソギョル)さんは死刑判決を受ける可能性があるのです。

韓国の風土は「ドブに落ちた犬は棒で叩く」という最悪なものであり、現在最高の権力者は『共に民主党』の党首・李在明(イ・ジェミョン)さんは「権力はもっと残酷に使うべき」と述べたことがある人です。

尹錫悦(ユン・ソギョル)さんの先行きは極めて暗い――と考えなければなりません。

結果からいえば、韓国の大統領になると先行きはロクなことにならない――の例にならったことになります。

一方で、前々大統領である文在寅さんは今でも悠々と暮らしていますが、これは、辞める前に高位公職者犯罪捜査処を作ったり、防弾用の議員を配置したりなど、自分が監獄に行かなくて済むよう励んだ結果です。


↑今回の尹錫悦(ユン・ソギョル)弾劾について語る文在寅さん。

今回の尹錫悦(ユン・ソギョル)大統領の罷免について、文在寅さんは、

「憲法と正義の名前で民主共和政を守った」

「国の心配で夜寝ることができず、労心心事した国民に慰めと感謝を差し上げる」

と自身のFacebookに書きました。

また、

「驚くべき民主主義の回復力をもう一度世界に見せてくれた。皆国民のおかげだ」

と話した――とのころ。

さらに、「一日中戒厳事態が残した傷と後遺症を癒し、統合と安定に進むことを期待する」「平和的に取り戻した民主主義をさらに強固にし、より成熟した民主主義に進むきっかけになることを願う」とも。

こういう言動にだまされる人がいるのが問題なのですが、Money1でもご紹介してきたとおり、この人のいう「民主主義」の前には「自由」が付きません。

なぜなら従北勢力の1人で、北朝鮮の味方だからです。もう何度だっていいますが、文在寅は韓国の「自由民主主義」から「自由」をとろうと努力を続けました。

北朝鮮のような古代王朝国家ともいうべき国、「ど」がつくビンボな国、国民が飢餓で苦しむような国と統一しようなんて本気で信じている人が現在の韓国にいるとはとても思えませんが、左派・進歩系のアンポンタンは、そのような考えになるのです。


↑尹錫悦(ユン・ソギョル)弾劾という結果にほくそ笑む李在明(イ・ジェミョン)さん。

韓国最大野党『共に民主党』の党首・李在明(イ・ジェミョン)さんは、

「偉大な国民が偉大な民主共和国大韓民国を取り戻してくれた」

「これ以上憲政破壊の悲劇が繰り返されないように政治が国民と国家の希望とした」

――と述べました。

偉大な民主共和国が傑作ですが、「お前がそう思うんなら、そうなんだろう」といったところでしょう。


これで状況は「次期大統領選挙」に向かいます。

60日以内に大統領選挙が行われますので、2025年06月03日までに実施される必要があり、まさにこの日が投票・開票日として有力と見られています。

タイムラインは以下のようになります。

弾劾訴追の認容(尹錫悦大統領の罷免←今ココ
大統領選挙日を確定(選挙日の50日前まで、宣告日から10日以内に決定)
中央選挙管理委員会による候補者登録(大統領選挙期間は23日、選挙日の23日前までに登録完了)
早期大統領選挙を実施(憲法で「大統領罷免から60日以内」に実施義務あり)

李在明(イ・ジェミョン)さんは全く思いを巡らせていないでしょうが、韓国が直面している経済的な袋小路は、誰が大統領になろうが全く変わらないのです。

さて、どうするつもりでしょうか。

日本からすれば全く対岸の火事ですが、妙な情け心を持たないことが大事です。誰が大統領になろうが、韓国が世界最悪の反日国家であることを忘れはなりません。

(吉田ハンチング@dcp)

広告
タイトルとURLをコピーしました