韓国『KGモビリティ』ロシアでの自動車販売を始めた。これはOKなの?

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韓国の『双竜自動車』は事実上の破綻をした後、現在では『KGモビリティ』となって再生途中です。

Money1でもご紹介したことがありますが、「ジープ」の意匠をパクったにインスパイアされた「Torres(トーレス)」が当たったおかげが大きかったですね。

先にご紹介したとおり、ロシア市場は西側メーカーがすっかり手を引いたので、中国産電気自動車ブランドが6割を超えるような状況となっています。

ロシア語メディア『РИА Новости(RIAノーボスチ通信)』は以下のような記事を出しています。

韓国の自動車メーカー『KGM』(旧・双竜自動車) が、ロシア市場で新ブランド名による販売を開始した。

現在ロシア市場では、4車種が販売中であると、KGMのロシアにおける正規販売代理店『REXモーターズ』が発表した。

販売は本日(2025年03月12日)よりスタートする。

ロシア市場では、クロスオーバーの Tivoli(ティボリ)、Korando(コランド)、Torres(トーレス)、そしてフレーム構造のSUV Rexton(レクストン) の4モデルを展開する。

販売開始時点で、ディーラー網はロシア各地の大都市に23拠点ある。

KGM広報によると:
Tivoli(ティボリ)の最安価格は 359万ルーブル(約570万円)
Rexton(レクストン)の価格は 679万ルーブル(約1,080万円)から
Korando(コランド)とTorres(トーレス)は、それぞれ 400万ルーブル、480万ルーブルからスタートだ。
(後略)

⇒参照・引用元:『РИА Новости』「В России начались продажи южнокорейских KGM(韓国KGMの販売がロシアで開始)」

ウクライナ戦争で自由主義陣営国の自動車メーカーは、ロシアから手を引きました。韓国の『現代自動車』も泣く泣くロシアに建てた自社工場を安値で売却して撤退したくらいです。

筆者の思い違いでなければ、国際社会はいまだに対ロシア制裁を続けているはずです。

しかるに、韓国の完成自動車メーカー『KGM』が(昔の『双竜自動車』のブランドではなく、新ブランドで)自動車を販売する――というのです。

これは国際社会的にOKなのでしょうか。

(吉田ハンチング@dcp)

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