韓国・李在明「世界は大韓民国を再評価し『K-民主主義』の力を羨望するだろう」 はっ?

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2025年04月04日、韓国の憲法裁判所が尹錫悦(ユン・ソギョル)大統領の弾劾訴追について合憲と認めました。これによって、尹錫悦(ユン・ソギョル)さんは大統領職から即時罷免。

これにより、最大野党『共に民主党』の党首・李在明(イ・ジェミョン)さんの未来が次期大統領に大きく開かれたように見えます。もちろん司法リスクがあるので本当に次の大統領になれるかどうかは、まだ不明です。

60日以内に大統領選挙が行われますので、その結果次第です。

李在明(イ・ジェミョン)さんが大統領にならないと困るので、姑息にも『共に民主党』は「大統領候補になった人物の訴追は行えない」という法律を通そうとしています。

ここまでくると、「人間ってどこまでも卑劣になれるものなのだなあ」と思わされます。「韓国の皆さんが選んだ国会議員」が決めたことなので、日本人からすれば知ったことではありませんが、これこそが「K-民主主義」なのでしょう。

面白いのは、尹錫悦(ユン・ソギョル)さんの大統領罷免決定で、04月04日に李在明(イ・ジェミョン)さんが発表した声明です。以下がその全文和訳です。

ご覧ください。

<<李在明(イ・ジェミョン)代表の緊急声明全文>>
尹錫悦(ユン・ソギョル)前大統領に対し、憲法を破壊し、国民から委任された権力と軍事力で国民と民主主義を脅かしたことに対する罷免が宣告されました。

偉大なる国民の皆さまが、偉大なる民主共和国・大韓民国を取り戻してくださったのです。

戒厳軍の銃剣に倒れていった済州4・3、光州5・18の英霊たち、銃剣と戦車に立ち向かった市民たち、そして不当な命令を拒んだ将兵たちの勇気が、今日この「偉大なる光の革命」を導いたのです。

大韓民国の民主共和国体制を守ってくださった国民の皆さまに、心より敬意と感謝を申し上げます。

現職大統領が二度目の弾劾となったことは、二度とあってはならない憲政史上の悲劇です。

私自身を含めたすべての政治関係者が、深く反省し、責任の重さを痛感しなければなりません。

これ以上、憲政破壊の悲劇が繰り返されないように、政治が国民と国家の希望となるよう、最善を尽くしてまいります。

世界の歴史において、非武装の市民の力で平和的に無道な権力を打倒した例は、大韓民国だけです。

ローソク革命に続くこの光の革命によって、わが国の国民はこの地の民主主義を劇的に蘇らせました。

世界は大韓民国を再評価し、「K-民主主義」の力を羨望するようになるでしょう。

われわれが力を合わせれば、国際社会の信頼を迅速に回復し、むしろこの危機を好機へと転換することができます。

今こそ、「本当の大韓民国」が始まります。

国民と共に、「大統合」の精神をもって、破壊された民生、平和、経済、民主主義を回復してまいります。

すべての国民が、安心して平和に暮らせる国、
希望をもって共に生きることのできる社会へ、
成長と発展の道を、しっかりと切り開いてまいります。

ありがとうございました。

『共に民主党』と自身のムーブを自画自賛しかしていないスゴい声明ですし、「光の革命」ほか、噴飯物の表現が読む者の心を打ちます。

朴槿恵(パク・クネ)大統領を引きずり下ろした政変を「ローソク革命」、尹錫悦(ユン・ソギョル)大統領を引きずり下ろした今回の政変を「光の革命」と呼び、これを定着させようでもいうのでしょうか。

中でもスゴいのは「K-民主主義」なる言葉を、李在明(イ・ジェミョン)さん自身が使い、「世界が羨望するようになる」と胸を張っているところです。

まあ世界的に笑われないように頑張ってみてください。

(吉田ハンチング@dcp)

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