韓国「若者よ貯金しよう!」5千万貯金しよう口座が大人気。

広告
おススメ記事

韓国は家計負債が(対GDP比)世界トップレベルの国です。足りなければ借りればいいや――と後先考えない人が多く、このカードの返済はこっちのカードで返せばいいや――と安易に多重債務者に転落します。

資産を積むために貯蓄を増やすようにしなければなりません。

韓国の『庶民金融振興院』(金融委員会傘下の公的機関)が用意したのが「青年跳躍口座」という金融商品です。

対象は「満19歳~34歳」の青年です。

過去にMoney1でも紹介したことがありますが、これは大変にお得なもので、自分が出すお金と政府が支援するお金を合わせて1カ月最大70万ウォンの貯金ができ、満期(5年間)になると、5,000万ウォンが受け取れます。

70万ウォン ✕ 12カ月 ✕ 5年間 = 4,200万ウォンを入れると「5,000万ウォン」のバックがあるので、大変にお得です。「4,200万ウォン ⇒ 5,000万ウォン」では、年利は約3.77%となります。

これだけでも日本からすればうらやましい利率ですが、最大月額70万ウォンは、政府の支援金入れてのことなので、自分が負担するお金だけで計算すれば、利率はもっと良くなります(利子所得についての非課税特典もあります)。

例えば、韓国メディア『毎日経済』では「年最大9.54%の一般積立と同等の効果」という記事を出しています。利用できる条件に所得制限(金融機関、利率)などがあるので、一概にナンボ入れてナンボもらえるはいいにくいのですが――、

総収入2,400万ウォン以下の加入者が月70万ウォンを5年間積み立てた場合、4,200万ウォンを積立後、満期時には最大5,061万ウォンを受け取ることができる。

また、総収入3,600万ウォン以下の青年は最大4,981万ウォン、総収入4,800万ウォン以下の場合は最大4,956万ウォンを受け取ることが可能。

――といった例が示されています。ざっくりいえば「5,000万ウォンためましょう!積立預金」というわけです。

2023年06月の運用開始以来、累計282万人が申請し、そのうち162万人が口座を開設した――とのこと。2025年01月の加入申請可能期間中には計17万人が申し込みました。

韓国の若者が貯金するのは、とてもいいことです。5年なんてあっという間にたちますから、貯金をしつつ残ったお金で毎月堅実に暮らすことが身に付くといいですね。

2025年02月の受付期間は02月20~03月14日(1人世帯)となっています。

(吉田ハンチング@dcp)

広告
タイトルとURLをコピーしました