2025年04月04日(金)、韓国憲法裁判所の宣告によって尹錫悦(ユン・ソギョル)さんが大統領職を罷免されました。宣告文によれば「(判事)全員一致による」という結論でした。

宣告前には「5 vs 3」「4 vs 4」で却下あるいは棄却――という期待もありました。
しかし、これが見事に覆されました。
↑尹大統領弾劾に大喜びする左派・進歩系支持者の皆さん。
尹大統領弾劾に対して、左派・進歩系は「韓国の民主主義は勝利した」と凱歌を上げ、逆に保守寄りの皆さんはお通夜のような状態となりました。
「8 vs 0」の結果にガッカリした皆さんがいらっしゃるかもしれませんが、ガッカリする理由は「韓国を信じすぎる」からです。
日本とは異なり、韓国は「常識的な判断」「合理的な判断」「法理」など、近代国家に必要な要素が欠けた国であることを忘れてはなりません。
前科4犯、天性のウソつきである李在明(イ・ジェミョン)さんが次期大統領候補の最有力である――という点だけとってもどんな国なのか分かりそうなものです。
また、「李在明(イ・ジェミョン)さんが大統領になっても反日は抑えるのではないか」という予測がありますが、甘い診断で間違っています。
これこそ朝鮮人を信じすぎるから出てくる言説です。
「盧武鉉(ノ・ムヒョン)⇒ 文在寅」の左派・進歩系政権がどのようなものだったのかをもう忘れてしまったのでしょうか。
韓国は世界最悪の反日国家であって、国際法を守らない国であることを認識しておく必要があるのです。
極左新聞『ハンギョレ』は、
(前略)
急速な産業化と民主化を同時に達成した経済・文化強国である大韓民国が、尹錫悦という非民主的、反文明的、前近代的な統治者を保有したという事実は、恥ずべきことだ。彼の任期中は退行を続けた。経験も準備もなしに大統領職に就いた彼は、国政を検察組織のように運営した。
市民社会、国会、野党、メディアなどの批判勢力は、共存・妥協ではなく排除・処断の対象だった。
公正と常識を掲げたが、実状は不公正と非常識だった。「反国家勢力の一挙清算」と「不正選挙」という狂気と妄想から始まった12・3戒厳は、このような退行の結晶体だった。
(後略)
と断罪しています。左派・進歩系の皆さん、あるいは極左のポジションからはこのように見えるのだという見本といえるでしょう。
政権転覆と李在明(イ・ジェミョン)を守ることだけを考えて、弾劾訴追を連発、政府機能の麻痺を行った『共に民主党』を「正しい」と擁護する姿勢には呆れる他ありません。
ちなみにこの記事は――、
「06月初めに行われる早期大統領選は、内乱清算と政治改革を通じて、新しい大韓民国を設計し、ビジョンを競う場にならなければならない。
遅れても間違いなく春は来るように、われわれは苦痛と傷を癒やし、明日へと進むだろう」
――と結ばれています。
「内乱精算」なんて書いていますが、「親日精算」と同じで、これは尹政権に携わった人物を社会的に抹殺するという意味だと考えるのが至当です。韓国でいう「精算」は、いわば「抹殺」です。
左派・進歩系の常ですから、尹錫悦(ユン・ソギョル)さんはじめ、尹政権に関わった人々は全力で吊るされることになるでしょう。自国民の大量虐殺を行うのは、いつも共産主義国のTopです。
「新しい大韓民国を設計する」という大笑いな言説も登場しています。
次期大統領選挙で李在明(イ・ジェミョン)さんが大統領になるなら、Money1でも何度もご紹介しているとおり、従北、親中の政権になり、「明確に自由民主主義陣営国側に立つ」ことのない国ができるわけです。
先の記事で書いたとおり、政府・国会・司法が『共に民主党』の意向に従う「独裁国家」の出来上がりです。
「ハイル『共に民主党』!」であり、「ハイル李在明!」です。「李在明」のところが「文在寅」になったり、あるいは他の名前になったりするかもしれませんが、本質は同じです。
大朝鮮・中国を支配する「中国共産党の国」となんら変わりはありません。韓国・朝鮮半島の南半分は、かつてと同じく中国の朝貢国家へと転落するわけです。
今回の尹弾劾決定について、ネット掲示板に傑作な書き込みがあったのでご紹介しておきます。
因果な歴史がまた1ページ
大韓民国の戦いはこれからだ!
ご声援ありがとうございました
共に民主党イジェミョン先生の新作にご期待ください
新作が、韓国の皆さんにとって「良いもの」「楽しめるもの」であるといいですね。
もっとも、楽しいものであっても、経済的に困窮していくのは確実なのですが。
(吉田ハンチング@dcp)