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韓国の「自動車産業」は弱体化を続けている

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韓国メディアから『現代自動車』の業績が良いみたいな話が聞こえてきますが、実は韓国の自動車産業は地盤沈下を続けており斜陽産業と化す手前まで来ていると考えなければならないのです。

というのは、以下のようなデータがあるからです。

2020年08月の自動車輸出
台数:12万5,904台(前年同期比18.7%減少
金額:26億ドル(前年同期比12.8%減少

データ出典:『韓国自動車産業界』

台数の減少に比べて金額の減少が少ないですが、これは単価の高い「SUV」が輸出の主力となっているためです。2020年の累計で見ると以下のようになります。

2020年01-08月の自動車輸出
台数:109万9,754台(前年同期比:28.8%減少
金額:220.1億ドル(前年同期比:22.7%減少

もちろん新型コロナウイルス騒動の影響大ですが、それだけではなく韓国の自動車産業は右肩下がりの衰退傾向が続いています。以下をご覧ください。

<<韓国国内での自動車生産台数(メーカー・部門合算)>>

2017年:411万4,913台
2018年:402万8,705台
2019年:395万614台

⇒参照・引用元:『JETRO』「ビジネス短信:韓国の2019年の自動車は生産、輸出ともに不振」

さらに以下です。

<<韓国の自動車輸出台数(メーカー・部門合算)>>

2017年:253万194台
2018年:244万9,651台
2019年:240万1,383台

参照・引用元は同上

このように、韓国自動車産業は弱体化を続けています。2020年は新型コロナウイルス騒動でどこまで落ち込むのかまだ分かりませんが、かなり悪い結果になるのは見えています。

しかし、コロナ禍が収まったからといって、韓国自動車産業がかつての実績に戻せるかというと……それは望み薄だといえます。

(吉田ハンチング@dcp)

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