2025年04月01日、韓国の関税庁が「2025年03月の輸出入の現状」のデータを公表しました。
以下をご覧ください。
2025年03月
輸出:582億8,400万ドル(3.1%)
輸入:532億9,900万ドル(2.3%)
貿易収支(輸出 – 輸入):49億8,500万ドル2025年01~03月累計
輸出:1,599億1,700万ドル(-2.1%)
輸入:1,525億7,900万ドル(-1.4%)
貿易収支(輸出 – 輸入):73億3,800万ドル※( )内は対前年同期比の増減
⇒参照・引用元:『韓国 関税庁』公式サイト「2025年03月の輸出入の現状」
韓国の主力輸出品目15種の状況を見ると以下のようになっています。
上掲の表組を和訳したのが以下です。
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注目の半導体は「130.6億ドル」で前月より回復し、対前年同期比で11.9%増となっています。
以下をご覧ください。半導体の輸出額の推移です。
オレンジ色の線が対前年同期比の増減です。またご注目いただきたいのは、青色の線で、これは四半期ごとの平均輸出額を示しています。
2025年第1四半期(01~03月)は「約109億ドル」で、確かに2024年第1四半期の「103億ドル」よりは良いのですが、2024年第4四半期の「132億ドル」※からは大きく下落しています。
※2025年01月からトランプ政権が発足するということで、半導体の入手が困難になると予測され、駆け込み需要がありました。これによって2024年12月の半導体輸出は「145億ドル」に達しています。
対中国貿易はどのようになっているでしょうか。以下をご覧ください。
↑主要国・地域別輸出額。黄色のマーカーが対中国。
↑主要国・地域別輸入額。黄色のマーカーが対中国。2025年03月の対中国貿易
輸出:100億8,700万ドル(-4.1%)
輸入:113億7,100万ドル(-0.3%)
貿易収支(輸出 – 輸入):-12億8,400万ドル※( )内は対前年同期比の増減
韓国の対中国輸出について直近1年間の金額推移を見ると、以下のようになります。
2025年に入って、明らかに対中国輸出が減少傾向にあります。
2024年の韓国の対中国貿易収支は「-54.0億ドル」でした。2025年01~03月の対中国貿易収支は計「-32.4億ドル」です。
なぜこのようになるかというと、対中国輸出が減少傾向にあるものの、対中国輸入は容易には減らせないからです。製品をつくるための資源、中間財の多くを中国に依存しているという「貿易の中身」が問題なのです。
(吉田ハンチング@dcp)