韓国『現代自動車』対米投資210億ドル。公表したのに株価ずんずん下がる。

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韓国メディアで大きく紹介されていますので、すでに読者の皆さんもご存じでしょう。2025年03月24日(現地時間)――、

『現代自動車』の鄭義宣(チョン・ウィソン)会長はアメリカ合衆国・トランプ大統領と対面し、ホワイトハウスで対合衆国投資について発表を行いました。

自動車生産分野に86億ドル、部品・物流・鉄鋼分野に61億ドル、未来産業・エネルギー分野に63億ドルの対合衆国投資を今後約4年間に行う――と述べました。

210億ドルの投資です。

トランプ大統領からすれば、「そら見ろ、関税を掛けてぎゅうぎゅう締め上げてやれば、キャンと鳴いて工場を合衆国内に建てるようになるんだ。オレの言ったとおりになったろ!」といったところでしょう。


↑『現代自動車』の鄭基宣(チョン・ウィソン)会長はホワイトハウスで合衆国への投資を公表。

『現代自動車』のこの対米投資に対して、市場はどのように反応したでしょうか。

以下は『現代自動車』の株価の推移です(チャートは『Investing.com』より引用)。

投資を公表した03月24日には陽線となり、翌25日には上昇しましたが陰線。

その後は3日続けてのギャップダウン。ずんずん下がるとは、まさにこのことで、26日終値「22万2,000ウォン」から「20万5,000ウォン」まで下落しました。

約7.68%の下落なので、これは暴落と呼んで差し支えありません。27日の終値「21万2,500ウォン」からしても約3.53%下落です。

なんのことはない、株価は「合衆国に投資するぞ」と公表する時点にまで戻りました。

(吉田ハンチング@dcp)

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