韓国「産業用電力の販売量」も不振。これで景気がいいわけない

広告
おススメ記事

中国共産党の発表する統計数字は粉飾ばかりです。GDP成長率などその代表的なものですが、「李克強指数」は比較的「操作されていない」とされます。

「李克強指数」とは? 中国の発表するGDPは盛られている
「李克強指数」とは、・電力消費量・鉄道貨物輸送量・銀行融資額の3つを指し、粉飾して公開される中国の統計データの中でまだしも信頼のおける数字とされています。中国の経済的状況を判断するにはこの3つを参照した方がいいというわけです。2007年のダ...

上掲の先記事でご紹介しましたが、李克強指数とされるのは以下の3つです。

1)電力消費
2)鉄道貨物の量
3)実行された融資の金額

『韓国電力公社』は「電力統計月報」を公表していますので、李克強指数にならって「電力消費」の数字を見てみましょう。

以下に2025年03月14日に公表された「2025年01月電力統計月報(第555号)」の中にある、グラフと表組を引用します。


⇒参照・引用元:『韓国電力公社』公式サイト「2025年01月電力統計月報(第555号)」

ご注目いただきいのは、黄色のマーカーでフォーカスした箇所です。「産業用電力の販売量」の推移を示しています。

対前年同期比の増減を抜き出して、2024年06月~2025年01月の推移をグラフ化すると以下のようになります。


※対前年同期比の増減です。

産業用電気の販売量は、この8カ月間、対前年同期比でマイナスが6カ月。プラスになったのは、2024年08月と10月だけです。

産業用電気の販売量が減少しています。これで景気が良くなっているなどといえるでしょうか?

韓国経済は低迷を続けていることは「電力消費」によっても明らかです。

(吉田ハンチング@dcp)

広告
タイトルとURLをコピーしました