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中国外交部の汪文斌報道官が退任。「お疲れ様でした」

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2024年05月25日、中国外交部の報道官・汪文斌さんが退任することが分かりました。


↑中国戦狼外交の「口」の役割を果たしてきた汪文斌報道官。

あの趙立堅さんが退任していますし、汪文斌さんもいなくなるとは寂しい限りです。

汪文斌さんが、外交部に入省したのは1993年のこと。2018~2020年はチュニジア駐在中国大使を務め、2020年07月外交部の報道官(第32代)となりました。


↑それにしても、「冷たい見下すような目」で記者を見る趙立堅さんは逸材でした。戦狼外交を体現する人物でした。

2024年03月18日に報道官として林剣さんが加わりましたが、これは汪文斌さんの退任を見越してのことだったのでしょうか。


↑2024年03月から報道官に加わった林剣さん。

香港メディア『星島日報』によると、05月24日の最後の定例記者ブリーフィングの後、汪文斌さんは複数の記者と握手し、一緒に写真を撮影したとのこと。


↑秦剛さんが行方不明となり、外交部部長(外相に相当)に就任した王毅さんもすっかり老けました。

国の方針が無茶苦茶ですので、報道官としてスジの通らない発言を強いられたり、ときには「すっとぼけ」な発言をしなければならなかったでしょう。

全方位に攻撃的、ハリネズミのようでなければならなず、心労で大変だったと思われます。お疲れ様でした。

もっとも『星島日報』は、汪文斌さんは要職に就く可能性あると報じており、どこに着任するかによってはより大変になるかもしれません。

(吉田ハンチング@dcp)

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