韓国のエネルギー関連公社の経営状況がひどいという件ですが、間がいいことに韓国メディア『ソウル経済』に特にひどい3社について負債総額の記事が出ました。
『韓国ガス公社』
『韓国鉱物資源公社』
ですが、いずれも先にMoney1でご紹介しております。
『韓国石油公社』 ⇒ 大赤字・資本金マイナス2兆4,791億ウォン
『韓国ガス公社』 ⇒ 赤字転落
『韓国鉱物資源公社』 ⇒ 大赤字・資本金マイナス5,000億ウォンになる予定
この中では『韓国ガス公社』がまだましですが、大赤字でもまだ企業の形をしているのは結局政府が補填しているからです。どうにもならない場合には、各企業が抱えている負債（借金／企業の体を保つために借金をしないと仕方がないので）も結局は税金、つまりは国民の負担で返済することになるのです。
『毎日経済』の記事から一部を以下に引用します。
ソウル経済が26日一群場合、将来統合党議員室を通じて入手した『韓国鉱物資源公社』『韓国ガス公社』『韓国石油公社』の「2020〜2024年の中長期財務管理計画案」によると、これらの公企業の2024年の総負債規模は55兆6,362億ウォンに達すると調査された。
国会で海外資源開発事業不良の疑いが明らかになった2015年当時の負債（55兆9,000億ウォン）と変わらない水準である。
⇒参照・引用元：『ソウル経済』「[独占]資源公3社の『構造改革』は空念仏…24年の負債55兆、10年前と同じ」
※赤アンダーライン、強調文字は筆者による
なんとか整理しないといけないと中期計画が練られているのですが、2024年になっても負債総額は「55兆6,362億ウォン」。
2015年当時からほとんど減ってないし、2024年になっても減らない計画って……ナニやってんだ！というわけです。
ホントにナニやってるんでしょうか。これで給料もらえるわけですから、うらやましい限りです。
(吉田ハンチング＠ｄｃｐ)
