最初に小ネタであることをお断りして始めさせていただきます。誠に申し訳ありません。
最近どうも韓国軍の規律が緩んでいるのではないか、という報道が韓国メディアで散見するようになりました。念のために書きますが筆者が言っているのではありません
例えば、『中央日報(日本語版)』は2021年06月04日、「【社説】度を越した韓国軍の規律弛緩、指揮官から気を引き締めなければ」という記事を出しています。
今回ご紹介する1件もそのような文脈の中に置かれるかもしれない事案です。
空軍士官学校で曳光弾が紛失する
韓国メディア『ChosunBiz』2021年06月28日の記事によれば、空軍士官学校において22日に第2四半期銃・弾丸の定期検査を実施した結果、5.56mm曳光弾(Tracer ammunition)が140発紛失していることが分かりました※。
曳光弾というのは、中に発行体が仕込まれており、夜間に撃っても軌跡が分かるようになっている弾丸です。
↑『韓国空軍士官学校』のホームページ。特に事件に触れるリリースは出していません
事実が判明した当日上級部隊に報告し24日から空軍本部の軍事警察(MP)が鑑識、調査を行っているとのこと。同記事によれば、
関係者は「今後、同じような事件が発生しないように銃・弾薬に関して保管、点検手順を強化し、徹底した教育を実施する」とした。
となっています。それにしても曳光弾が紛失するというのも不思議な話です。
※コンピューター上の記録よりも実数が少なかったとのこと
(吉田ハンチング@dcp)