アメリカ合衆国の『NK★News』は世にも珍しい北朝鮮情報専門メディアですが、そこに興味深い記事が出ました。
2020年、北朝鮮はコロナ禍・経済制裁に苦しむ経済的な苦境にあっても、『レクサス』の最高級SUV「LX570」を複数台、100万ドル(約1億983万円)以上使って輸入しようとしていた――という報告が国連の専門パネルに上がったとのこと。
↑北朝鮮が輸入しようとした「LX570」はレクサスブランドのハイエンドSUV。PHOTO(C)Lexus
『NK★News』が入手したリポートのコピーによると、2020年09月にUAE(アラブ首長国連邦)から出荷されて、中国・寧波に到着したことが分かっているそうです。
また、中国を拠点とする北朝鮮の『Korea United Development Bank』『Credit Development Bank』『Korea Kyongeun Trading Corporation』の代表者がレクサス購入の仲介を行ったとのこと。
金ちゃんちの三代目はレクサスのSUVを愛用しているらしく、以下のように現地視察に自ら運転して登場したこともあります。
悪路が多い北朝鮮では、タフなクルマの方が走りやすいのかもしれませんが、それにしてもレクサスとは。
国民の間に餓死者が出ているというのにいい気なものです。
⇒参照・引用元:『NK★News』「Amid economic crash, DPRK tried to import $1 million in Lexus vehicles in 2020」
(吉田ハンチング@dcp)